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シロチドリ_18680

シロチドリ CharadriusalexandrinusnihonensisDeignan 準絶滅危惧
  チドリ目チドリ科
選定理由 分布域の一部において生息条件が悪化しており、種の存続への圧迫が強まっていると判断される。 写真を拡大表示します
形態の特徴 全長21cm前後のスズメよりひと回り大きいチドリ。体は背面が灰褐色で腹面は白色。
生息環境 丘陵帯の河川下流部、沿岸に生息。砂質地の場所に多く見られる。
生態 留鳥。繁殖期(産卵から巣立ちまで)は4〜7月頃。海岸や河川下流の砂質地に集団で繁殖する。沿岸の造成地や河川中流の砂質地で繁殖する場合もある。巣は砂質地の地面を浅く掘って造られる。繁殖期以外の冬季から早春には沿岸や河口の干潟などに集団で生活している。
分布状況 日本固有の亜種。北海道、本州、四国、九州などに分布。県内では美濃地方の岐阜市、羽島市など美濃平野の低地に確認記録が見られ、一部では繁殖も確認されている。 分布情報図を拡大表示します
減少要因 繁殖場となる砂質地の減少。繁殖地への人の立ち入り、車などの侵入により営巣適地が減少している。また、卵などがカラスにより食害されることもあるようである。
保全対策 繁殖地への立ち入りは厳に慎みたい。
特記事項  
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