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聖蓮寺の八房ウメ

聖蓮寺の八房ウメ[しょうれんじのやつふさうめ]

分類 天然記念物
指定別
所在地 不破郡関ヶ原町今須平井
所有者 聖蓮寺
指定年月日 昭和37年2月12日

聖蓮寺の八房ウメ

 聖蓮寺境内の鐘楼の南5mのところにある。このウメの地上30cmでの幹周囲は1.63mである。幹は地上1.45mのところで3幹に分かれておりそれぞれの幹の周囲は、1.15m、1.30m、0.91mで、樹高は8m、枝張り東西6.2m、南北5.9mである。花は淡紅色八重で3月下旬に開花する。花には多くの場合8つのめしべがあるので八房ウメといわれている。果実は小さい。
伝説では、このウメは「親鸞上人貞永元年(1232)の春、関東からご帰洛の際当山にご滞在され、専ら弥陀超世の本願を弘通し給うた。ある時導法房唯然御餐応として梅干を差上げれば、聖人そのウメを以て日く『末代の女人浄土往生の証に一花八果の梅になるべし』と自ら境内に植えられると梅芽を生じ、世に『八房のウメ』と称し600余年今に枝葉繁茂す。」とある。

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