ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ

本文

大八まちづくり協議会

大八まちづくり協議会(高山市)へコーディネーターを派遣しました

 大八まちづくり協議会は、東山中学校との地域学校協働活動の一環として「郷土の未来を語る会」を行っています。今年は、昨年度策定した地域の課題解決に向けた活動目標について振り返り、課題の整理や次年度へ活動改善、目標の見直しを行いました。令和7年12月13日(土曜日)に行われた「第12回郷土の未来を語る会」では、中学生が進行役となり、市内6か所の会場においてワークショップを開催しました。東山中学全校生徒の250名と地域住民等280名が参加されました。

 「ぎふ地域の絆づくり支援センター」では、「岐阜県地域の課題解決応援事業」により、コーディネーターとして、岐阜県コミュニティ診断士 岩本奈々氏、上井雅史氏、加藤伸二氏、小峠賢次氏、見廣貢輔氏、山下ちはる氏、山本秀雄氏(五十音順)を派遣しました。

※岐阜県コミュニティ診断士とは
地域の現状を把握して課題を抽出したり、その解決・改善に取り組み、地域コミュニティの再生・活性化を推進するコミュニティの専門家です。 

ワークショップの様子

 初めに、地域ごとのグループに分かれて、進行役の中学生が考えたアイスブレークで参加者の紹介や簡単なレクレーションにより緊張をほぐした後、昨年提案された活動結果を振り返りその成果と課題が発表された。
 その後、参加者全員が活動内容の良かったことを桃色の付箋に、改善や反省点を水色の付箋に記入して模造紙に貼り、活動の目的を整理した上で、活動を継続するか、変更するかを黄色い付箋に記入して、課題の解決や次年度の活動に向けた話し合いを行った。
 各コミュニティ診断士はオレンジのビブスを着用して、グループの輪に一緒に加わり、うなずきながら意見を聞き参加者に安心感を与え、他のグループでの事例を紹介するなどの情報提供を行いワークショップ全体の進行を支援した。また、進行役の中学生からの「活動の内容が変更になりそうだけど、どうしよう?」などの相談にも「大丈夫、まず、みんなの意見を整理してみましょう。」と心強いアドバイスを送っていた。
 ワークショップでは活発な意見交換が行われ、まとめの会ではオンライン会議システムを利用して全会場と教室をつなぎ、全体を代表して4つのグループから令和8年度の活動予定について発表があった。

 最後に、川原毅東山中学校長から「この活動は、中学生と地域住民が共に地域のために動ける『地域協働活動』としていきたい。今回の発表にあるような「地域のゴミ拾い活動」や「地域の行事への協力」など地域との地道な協働による持続可能な活動としていきたい。」と御言葉をいただき、2時間半に及ぶワークショップが締めくくられた。

 

ワークショップの様子

診断士1 診断士2 診断士3
説明 ワークショップ 発表