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岐阜県における「文化的処方」の取組みについて

 岐阜県では、東京藝術大学等と連携し、文化芸術への参加を通じてウェルビーイングの向上を図る「文化的処方」の推進に取り組んでおり、令和5年4月から東京藝術大学を中核とする産学官の共創プロジェクト「共生社会をつくるアートコミュニケーション共創拠点」に参画しています。

文化的処方とは

健康や幸福によい影響を与えるアートや文化活動、そしてそれらを生かした社会的な取組みのこと。例えば、アートや文化活動を体験することで、ストレスが軽減したり、食欲が増して健康を保つ助けになったりすることが、近年の研究で明らかになっています。こうした取組みは、超高齢社会で問題となっている慢性疾患や孤独といった、医療や社会福祉の重要な課題の解決に役立つとされ、欧米をはじめとする多くの地域で実践が進められています。

・共創拠点プロジェクトの概要についてはこちらhttps://kyoso.geidai.ac.jp/cultural.html<外部リンク>

「清流の国ぎふ」文化祭2024における取組み

令和6年に開催された「清流の国ぎふ」文化祭2024では、文化芸術に触れることで「健康」や「くらしやすさ」等を高める「文化的処方プログラム」を実施するため、「文化的処方」を実践する「文化リンクワーカー」を養成しました。また、「清流の国ぎふ」文化祭2024開催期間中にイベント会場等を活用し、文化リンクワーカーが文化祭事業を薬に見立てて処方する「文化的処方ブース」の出展等を行いました。

・「清流の国ぎふ」文化祭2024 文化的処方プログラムについてはこちらhttps://www.pref.gifu.lg.jp/site/pressrelease/391776.html

今後の取組み

 今後の文化的処方推進事業に関する具体的な取り組みは、以下のとおりです。

  (1)新たな「文化リンクワーカー」の養成 

  (2)現役「文化リンクワーカー」の実践の場創出(スキル向上)

  (3)文化的処方の認知度向上(イベント等への出展)