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家庭教育支援メールマガジン第11号(令和7年2月号)

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岐阜県の家庭教育支援メールマガジン 第11号(令和7年2月15日)

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今年度もあと1か月余りとなりました。
岐阜県の家庭教育支援の充実に向けて、本号では、先日の全国家庭教育支援協議会で
こども家庭庁から説明のあった「幼児期までのこどもの育ちに係る基本的なビジョン」
について紹介します。

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 幼児期までのこどもの育ちに係る基本的なビジョン

(はじめの100か月の育ちビジョン)

 (1)はじめの100か月の育ちビジョンとは

 (2)みんなで大切に『はじめの100か月』

  子ども家庭庁HP(幼児期までのこどもの育ちに係る基本的なビジョン掲載)

    https://www.cfa.go.jp/policies/kodomo_sodachi<外部リンク>

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(1)はじめの100か月の育ちビジョンとは

こどもの小学校1年生までの重要な時期に、一人一人が健やかに育つことができるよう、
大切にしたい考え方がまとめられています。

 

「はじめの100か月の育ちビジョンについて」(令和6年度全国家庭教育支援研究協議会資料)<外部リンク>

 

目的は、「全てのこどもの誕生前から幼児期までの『はじめの100か月』から生涯にわたるウェルビーイングの向上」です。
『はじめの100か月』が、生涯の幸せを育てるという考え方に基づいています。

しかしながら、すべてのこどもがひとしく、健やかに育つことができるのかについては、課題があるとのことです。

   ・誰一人取り残さないひとしい育ちの保障に向けては課題あり
      ※児童虐待による死亡事例の約半数が0から2歳/就園していないこどもは、
         家庭環境により、他のこどもや大人、社会や自然等に触れる機会が左右される

   ・誕生・就園・就学の前後や、家庭・園・関係機関・地域等の環境間に切れ目が多い

こうした課題を解決するには、「はじめの100か月の育ちビジョン」に関連する取組みを
力強く進める道しるべを必要とし、このビジョンが示されました。

 

「はじめの100か月の育ちビジョン」紹介動画<外部リンク>

幼児期までのこどもの育ちに係る基本的なビジョン(はじめの100か月の育ちビジョン)【やさしい版】<外部リンク>

 

(2)みんなで大切に『はじめの100か月』

国は、幼児期までのこどもの育ちについて、5つのビジョンを掲げ、施策を推進します。

01 こどもの権利と尊厳を守る

 ・社会全体にこどもの権利等を普及啓発

 ・児童虐待の未然防止や対応を強化

 

02 「安心と挑戦の循環」を通してこどものウェルビーイングを高める

 ・未就園児を含めた全ての乳幼児に対し、「アタッチメント(愛着)」の
  形成や、豊かな「遊びと体験」の機会等を充実

 ・「アタッチメント(愛着)」や「遊びと体験」が成⾧に与える影響等に関
  する科学的知見を調査・普及

 

03 「こどもの誕生前」から切れ目なく育ちを支える

 ・妊娠から出産・子育てまで切れ目ない伴走型の相談支援や、幼児期
  から学童期への切れ目ない育ちの保障を推進

 ・ 地域において、療育・保育などこどもの育ちについての関係機関の
  連携を強化

 

04 保護者・養育者のウェルビーイングと成長の支援・応援をする

 ・全ての妊産婦や子育て世帯に必要な支援を届ける

 ・保護者等の相談・交流・育ち合いや学びの機会を確保

 

05 こどもの育ちを支える環境や社会の厚みを増す

 ・こどもや子育てに優しい社会に向けた気運を醸成するための取組みを推進

 ・高齢者や小中高生など、地域で乳幼児の育ちを支える人材の裾野を拡大

 

上記5つのビジョンは家庭教育支援でも、大切にしていかなければなりません。
特に、02から04は、家庭教育学級や家庭教育支援チームによる地域の家庭教育支援の
意識的な取組みにより、大きく推進するものと思われます。

 

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会議では、子育て支援と家庭教育支援の違いについて、国の担当者は、
「『子育て支援は、課題解決』であり、『家庭教育支援は、予防的取組』ある。
この2つの支援が両輪で動かなくては、子どもたちの健やかな成長にはつながらない。」
と話されました。
子育て支援と家庭教育支援の一体的な推進で、保護者と子どもたちの笑顔につなげましょう。

 

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 ご意見・ご感想はこちらまでお願いします

 Email:c11261@pref.gifu.lg.jp Tel:058-272-8752(直通)

発行者:岐阜県環境生活部県民生活課 生涯学習係 発行:随時発行

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