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本文

絹本著色両界曼荼羅[けんぽんちゃくしょく・りょうかいまんだら]

分類 重要文化財
指定別
所在地 羽島市正木町須賀小松
所有者 法泉寺
指定年月日 昭和62年8月11日

絹本著色両界曼荼羅

 この曼荼羅は、京都市東寺所蔵の真言院曼荼羅を若干縮小して転写したものである。法泉寺の曼荼羅は、真言院曼荼羅にみられる官能的描写、印度的要素さらに平安前期の濃厚な色感や力強い造形を比較的よく伝えている。特筆すべきことは、これらがきちんと整理され、真言曼荼羅のカオス的ともいうべきダイナミズムは沈静化し、透明感豊かなミクロコスモスが出現していることがあげられる。色彩の剥落は随所に見られるが、画致を損ねるような補筆はない。
裏面には、次に示すような天文5年(1536)、天正4年(1576)及び安永5年(1776)の修理銘が貼付されている。

此両部之曼荼羅依令仕付表補絵破損別当法
印祐恵之代当屋形様多々良朝臣義隆卿被仰
付加修幅同於殿中御二階以導師法印豪全伴
僧十口令修曼供遂開眼供養畢干時天文五年
丙申六月七日
大願主義隆卿
別当祐恵法印記之

依為両部曼茶羅破損聖法院源進法印同別当
房源恁被申請之以一力之懇志表補絵修幅等
親調之則於円林房被修数十口之曼供導師仏
眼院晴祐法印被遂開眼供養畢且為後生善処
且可叶本尊慈覚之御索意者也
干時天正四年丙子十月二日
別当権大僧都法印源恁記之

此両部之曼茶羅頗及破壊安永丙申春三月彌
縫之令表具者也
当山第六世住法印大僧都恵海
表具師池部忠兵衛