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洲さき[すざき]
洲さき[すざき]
分類 | 重要文化財 |
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指定別 | 国 |
所在地 | 高山市神明町 |
所有者 | 個人 |
指定年月日 |
令和4年9月20日 |
洲さきは、国選定の重要伝統的建造物群保存地区である高山市三町に建つ料亭で、伝統的な食文化を通して高山の文化芸術の一端を支えてきた。地区最古となる寛政6年(1794)建築の町家の表構えを残しつつ、棟の切り上げなどで2階の拡充を図った主屋と、地元大工によって昭和前期までに整えられた、端正な意匠の座敷を持つ客間棟は、高山の町家および商業施設における近代の発展過程をよく示すものである。地域の特色を良好に伝える近代和風建築として、歴史的な価値を有している。