ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
トップページ > 分類でさがす > 教育・文化・スポーツ・青少年 > 文化・芸術 > 文化財 > 洲原神社本殿[すはらじんじゃ・ほんでん]

本文

洲原神社本殿[すはらじんじゃ・ほんでん]

分類 重要文化財
指定別
所在地 美濃市須原
所有者 洲原神社
指定年月日 平成13年1月23日

洲原神社本殿

 洲原神社本殿は、中央本殿、東本殿、西本殿の3棟からなっている。
 中央本殿は桁行3間(6.98メートル)、梁間3間(6.95メートル)の正方形の主屋に、向拝が付く。屋根は檜皮葺、入母屋造で、向拝は縋破風(すがるはふ)である。前面及び側面に縁と高欄をめぐらし、正面には7級の木階が付く。正面は、中央間に双折桟唐戸を設け、両脇間には蔀戸が入る。また、東側面南の間には板戸が建ち、その他の壁面はすべて横張りの板壁である。堂内は格天井で、最後部の床を一段高くし、中央の間に合わせて円柱を立て、板戸を建てて神体を祀るなど、仏殿に近い形態をとっている。
 東本殿、西本殿は5.67メートル×4.95メートルの三間社流造で浜床付き。屋根は檜皮葺で切妻造。前面及び側面に縁、高欄をめぐらし、正面には7級の木階が付く。正面中央間に両開きの桟唐戸が入り、また西側面の前の柱間に板戸を吊る。内部は中央間後部を神殿として板戸を建てる。主屋内部の天井は格天井である。東本殿と西本殿は中央本殿を挟んで対称形に造られている。何れの建物も建築年代については明確ではないが、様式的に江戸初期の創建とみられる。

<外部リンク>