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霞間ヶ渓(サクラ)[かまがたに(さくら)]
霞間ヶ渓(サクラ)[かまがたに(さくら)]
分類 | 名勝及び天然記念物 |
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指定別 | 国 |
所在地 | 揖斐郡池田町藤代、鎌ケ谷 |
所有者 | 池田町 |
指定年月日 | 昭和3年2月17日 |
池田山麓の霞間ヶ渓一帯(指定面積:102,059.9平方メートル)はサクラの群生林である。山道に続く堤の南側はヤマザクラの並木で、数百m先の谷川を渡ると広がる山麓斜面にあるサクラの群生林は、春のサクラ開花時にみごとな景観をなす。この光景を遠くから眺めると霞がかかったようにみえることから「霞間ヶ渓」と呼ばれるようになったとされる。
霞間ヶ渓は天井川であったため近年、災害防止のための砂防工事が実施され、その堤防上の景観は大きく変わったが、ヤマザクラやヒガンザクラの補植が続けられ、その維持・向上に力が注がれている。
なお、この地はその素晴らしい景観から、国の天然記念物とともに名勝の指定も受けている。
