本文
宮川及び周辺地域の積雪期用具[みやがわおよびしゅうへんちいきのせきせつきようぐ]
宮川及び周辺地域の積雪期用具[みやがわおよびしゅうへんちいきのせきせつきようぐ]
分類 | 重要有形民俗文化財 |
---|---|
指定別 | 国 |
所在地 | 飛驒市宮川町 |
所有者 | 飛驒市 |
指定年月日 |
昭和62年3月3日 |
現在の飛騨市宮川町および周辺地域で、冬季に積雪のなかで生活するために工夫された道具類である。これらは、飛騨みやがわ考古民俗館に保管・展示されている。
除雪具について。 この地方で除雪に使用する木製の大きなへらのような道具を「バンバ」という。各種のバンバがあり、なかには鬼の顔を描いたものもある。
履き物について。 用途に応じて使い分けていた、さまざまな履き物類が保管されている。
食に係る用具ついて。味噌や漬け物づくりに用いる道具類が展示される。
保温具について。 火で石を暖めて、こたつの代わりにした「アブリ石」がみられる。
その他、移動・運搬用具として、そりやスキー用具なども展示される。