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銅仏餉鉢[どうぶっしょうはち]
銅仏餉鉢[どうぶっしょうはち]
分類 | 重要文化財 |
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指定別 | 国 |
所在地 | 郡上市白鳥町長滝杉山 |
所有者 | (長滝)白山神社 |
指定年月日 |
昭和12年7月29日 |
現在も祭事に用いられる仏飯を盛る器で、仏飯をいただくと無病息災になるという言い伝えがある。胴又は高台[こうだい]外側に寄進銘がある。3口の内容は次のとおりである。
・正和3年(1314)11月、伴友長寄進の鉢は胴に請蓮華紋[うけれんげもん]の毛彫りがある。口径37.0cm、高さ13.0cm。
・元亨3年(1323)、伴友長寄進の鉢には文様はない。口径35.0cm、高さ16.0cm。
・延文2年(1357)8月、蓮阿弥寄進の鉢は内外に鍍金を残し、散蓮華紋の毛彫りがある。口径35.0cm、高さ15.0cm。
