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紙本墨書近江国司解(天平十八年七月十一日)[しほんぼくしょおうみこくしげ]
紙本墨書近江国司解(天平十八年七月十一日)[しほんぼくしょおうみこくしげ]
分類 | 重要文化財 |
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指定別 | 国 |
所在地 | 本巣市下真桑 (京都国立博物館寄託) |
所有者 | 法人 |
指定年月日 |
昭和10年4月30日 |
この古文書は東大寺文書(恵南院文書)の一つで、次のとおり記載されている。近江国から造東大寺司へ奴碑5人を進上したことを示す文書と考えられる。
近江国司解 申進上買賤事
合五人(奴四人、婢一人)価稲五千束
奴持麻呂年三十九車匠 価一千四百束
奴気麻呂年二十五 価一千束
奴飯長年二十 価一千束
奴石君年十一 価六百束
婢白売年二十五 価一千束
右被守従三位藤原朝臣仲麻呂宣
上件賤買進上如前謹解
天平十八七月十一日
従三位行式部卿兼左京大夫東山道鎮撫使守藤原朝臣仲麻呂 正七位上行少掾舩連家足
外従五位下行介茨田宿祢枚万呂
正五位上行左衛士佐兼員外介勲十二等坂上伊美吉