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旧吉真家住宅[きゅうよしざねけじゅうたく]
旧吉真家住宅[きゅうよしざねけじゅうたく]
分類 | 重要文化財 |
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指定別 | 国 |
所在地 | 高山市上岡本町飛騨民俗村 |
所有者 | 高山市 |
指定年月日 |
昭和52年6月27日 |
桁行13.94m、梁間9.36m、入母屋[いりもや]合掌造茅葺。天保初年の建築といわれる。当初は角川上流の元田村に建てられ、150年程前に吉真家が買い取って解体し、小鳥川を流して角川から上げて建てられたといわれる。部材に残る鳶口の傷跡はそれを物語るものといえる。
小屋組の工法には大きな特色があり、「ムカイバシラ」と称する曲がった柱を用い、直線部で側桁を受けてその上部に梁を架し、母屋を渡して合掌尻をここにおくなど、飛騨地方に特有の工法といえる。
