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第3号(令和5年6月号)

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岐阜県の家庭教育支援メールマガジン 第3号(令和5年6月15日)

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雨に濡れる紫陽花が美しい季節、家庭教育支援関係者の皆様におかれましては、

いかがお過ごしでしょうか。

岐阜県の家庭教育支援の充実に向けて、各市町村の取組を紹介するメールマガジン。

本号では、今年度、新たに登録された全国の家庭教育支援チームについて、紹介します。

 

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今年度、新たに登録された家庭教育支援チームはどんなチーム?

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◇常総市家庭教育支援チーム(茨城県)

常総市は外国人住民が約 5,500 人である。

全人口に対する比率は約9%であり、県内トップである。

外国にルーツのある児童生徒が多く、言語や文化、生活様式の違いから

孤立する場合や学校生活への適応が難しい場合が多く見られるため、

外国籍保護者へ支援を行っている。

 

☆活動の拠点は?

常総市教育委員会生涯学習課

 

☆メンバーは?

8人

外国人児童生徒支援員(幼稚園1人、小学校5人、中学校2人)

 

☆活動の形態は?

・アウトリーチ型家庭教育支援(※保護者の居場所に出向いて届ける支援)

・自宅に届ける支援(情報提供、相談対応等)

・保育所・幼稚園・学校等に届ける支援(情報提供、相談対応等)

・その他の保護者に届ける支援(情報提供、相談対応等)

 

☆支援の対象者は?

乳幼児から中学生の子どもをもつ外国籍の保護者

 

☆活動内容は?

 

【保護者の面談支援】

幼稚園や学校で実施されている担任との保護者面談に同席・通訳し、

幼児児童生徒の学校生活や家庭生活の改善を図っている。

 

【家庭訪問】

不登校など学校生活への対応が難しい幼児児童生徒宅へ

担任の随行として訪問し、家庭生活の様子の聞き取りや登校への支援を行っている。

 

【幼児児童生徒の就学相談】

就学時健康診断、学校説明会へ出向き、就学のために必要な手続きや

準備物についての相談を実施している。

 

【広報チラシの作成・配布】

支援内容や支援員情報を載せた広報チラシを発行し、

市内外国籍家庭へ配付している。

 

☆支援チームの活動の成果は?

・幼稚園や学校で働いている外国人児童生徒支援員に、

家庭教育支援員を兼務してもらうことで、人材の確保と、

保護者も気兼ねなく相談等を実施することができている。

 

・外国人児童生徒支援員なので学校との連携も取りやすく、

学校側から支援してほしいと思う家庭も支援することができている。

 

・幼稚園、小学校、中学校それぞれに支援員がいることで、

幼小、小中の連携や接続をスムーズにすることができている。

そのため、小学校への就学、中学校への入学の際の保護者の不安解消にも繋がっている。

 

☆特段の予算措置は?

ある。

文部科学省補助事業(事業名:学校・家庭・地域連携協力推進事業)を活用

<参考>令和4年度家庭教育支援事業

https://www.city.joso.lg.jp/data/doc/1675063490_doc_8_0.pdf<外部リンク>

 

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当県も、多くの外国人の児童生徒とその家族が暮らす地域があり、

同じように外国人の児童生徒を支援する支援員が配置されています。

外国籍のご家庭も支援が届きにくい家庭の一つです。

常総市のように支援員を、外国籍の子をもつ保護者の家庭教育支援にも活かし、

子どもと保護者、両方を支える支援は、大変参考になります。

 

現在、国に登録されている支援チームは399チーム。

そのうち、岐阜県では10チームです。

家庭教育支援チームは、保護者の身近にある支援として期待されています。

子どもたちの健やかな成長のために、岐阜県の家庭教育支援を共に進めましょう。

 

●○●岐阜県の家庭教育支援メールマガジン●○●○●○●○●○●○●○

ご意見・ご感想はこちらまでお願いします。

Email:c11260@pref.gifu.lg.jp Tel:058-272-8752(直通)

発行者:岐阜県環境生活部環境生活政策課 生涯学習係

発 行:随時発行

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