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注意報発令時の注意点
光化学スモッグ注意報等発令時の注意
大気汚染情報(光化学スモッグ注意報、緊急警報)が発令された場合には
- 被害防止のために屋外での活動を中止するとともに、外出はできるだけ避けてきださい。
- 眼、のどなどに刺激を感じたときは、洗顔やうがいをしてください。
- また、自動車の使用はできるだけ控えて下さい。
光化学オキシダントとは
大気中の窒素酸化物や炭化水素類が、紫外線により光化学反応を起こして二次的に生成される酸化性物質で、光化学スモッグの原因物質です。
陽射しが強く、風が弱く、気温の上昇する日に高濃度になりやすいといわれています。
人体への影響
光化学オキシダントが高濃度になると、目の刺激、気管支の異常感あるいは呼吸困難といった被害が発生することがありますが、ほとんどが比較的軽症の一過性のものです。
目や喉の痛みなど異常を感じた人への対処法
室内の涼しいところに運び、目に痛みがあれば水道水で洗います。
喉に痛みがあれば、ぬるま湯や番茶・薄い食塩水などでうがいをさせましょう。
呼吸困難があれば衣服を緩め、静かに寝かせて安静を保ちます。
嘔吐があれば昏睡位(横向きに寝かせ、下顎を前に出し、気道が吐物で詰まるのを防ぐ)にします。
症状がひどい又は回復しない場合には、医師の診察を受けて下さい。
呼吸困難や嘔吐がある場合には、医師の診察を受けて下さい。