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技術活用型スタートアップ掘り起こし・加速化支援事業について

 県では、人口減少・少子高齢化が進行する中であっても持続可能な「清流の国ぎふ」づくりの一環として、新たな産業の芽を生み出し地域活性化に繋げることを目的に、様々なスタートアップ支援を行っています。
 独自の技術を活用したスタートアップは、他との差別化により優位性を保ち成長することが期待されていることから、今年度より新たに技術活用型スタートアップの成長を支援する本プログラムを実施します。

テック系スタートアップ加速化支援成果報告会&起業家交流会を開催しました

 令和5年1月28日(土曜日)に、岐阜商工会議所(岐阜市神田町2丁目2番地)で、「テック系スタートアップ加速化支援成果報告会&起業家交流会」を開催しました。(対面・オンラインの同時開催)

採択者・先輩テック系スタートアップ集合写真

 

○事業化および事業の加速を目指す6チームによる成果報告

 本プログラムに採択された6チームが、約半年間の加速化支援により得られた成果について、プレゼンテーションを行いました。発表後はポスターや試作品の展示を行い、各チームごとに一般参加者との交流を行いました。

 

【プレゼンテーションの様子】

・H2ハーモニー(代表者:早川 幸男(岐阜大学 工学部 助教))​

≪テーマ≫

アンモニアを原料としたCO2フリー発電システムの開発

≪事業概要≫

2050年までにCO2排出ゼロを実現するためには、水素キャリアであるアンモニアの有効利用が必須である。我々はアンモニアから高純度水素を製造する技術として、プラズマメンブレンリアクターを開発した。現在量産化を検討し、燃料電池などと組み合わせることでCO2フリー発電システムの開発および生産販売を目的としている。

  H2ハーモニー

 

 ・Bechicle2(代表者:河合 将也​(情報科学芸術大学院大学 修士1年))​​

≪テーマ≫

改造自転車でモビリティマネジメント

≪事業概要≫

カーゴバイクとは積載に特化した自転車のことを指す。本取り組みでは既製品の自転車に取り付けることで、積載量を簡単に確保できるカーゴバイクキット及びキッチンモジュールを開発し図面をオープンソースとして公開、販売も目指す。

  Bechicle2

 

 ・岐阜ミルク(代表者:竹森 洋​(岐阜大学 工学部 教授))​​

≪テーマ≫

エクソソーム配合商品の開発と創薬展開

≪事業概要≫

エクソソームは細胞・微生物から放出され、他の細胞機能を調節することで注目を集めているが、その定量は難しく測定も半日以上の時間を要する。我々は、エクソソームに結合して蛍光を発する化合物を見出し、生物種を超えて迅速に定量する技術を構築した。エクソソームの品質管理や微生物活用によるワクチン素材の開発を進めている。

  岐阜ミルク

 

 ・チームKVELL(代表者:木挽 秀夫(中部学院大学 看護リハビリテーション学部 専任講師))​

≪テーマ≫

若年層未就労者の社会生活適応支援と有資格若年層の再挑戦支援

≪事業概要≫

ひきこもりの孤立が課題視されて久しいが、看護や介護に関わる有資格者の対人関係や精神的問題でのリタイアにも注目すべきである。ケアに関わる資格を有した彼らは社会との関係を持ちたいと思いながらも、再びその機会が与えられず、埋蔵人材となっている。そんな彼らが再び支援に関わり、貴重な価値を発揮できる場の創出を目指している。

  チームKVELL

 

 ・Applied Fusion Technology(代表者:本島 厳(核融合科学研究所 ヘリカル研究部 准教授))​​

≪テーマ≫

呼気中のウイルスをダイレクトに倒す

≪事業概要≫

呼気へ直接アプローチしてウイルスを不活化する、今までにないウイルス不活化装置を核融合の技術から生み出す。本装置を救急車に搭載し、救急医療分野に貢献するとともに、自動車の空調など、多用途展開を目指す。

  Applied Fusion Technology

 

 ・FiberCraze株式会社(代表者:長曽我部 竣也​(FiberCraze株式会社 代表取締役社長/岐阜大学大学院 修士2年))​​

≪テーマ≫

世界初の「あな空き」技術を利用した高機能性素材の開発

≪事業概要≫

我々のコア技術は岐阜大学の基礎研究から生まれたナノテクノロジーのひとつで、高分子材料にナノサイズの"あな(孔)"を空け、多孔質構造を形成する。これら多孔質素材は、液体の選択透過性などの機能や、特定の機能剤を閉じ込めることができる。本素材を通じて、社会課題を解決し、人々の豊かな生活に貢献する。

  Fibercraze株式会社

 

【交流会の様子】

  交流会1 交流会2 

  交流会3

 

○先輩テック系スタートアップの講演

 先輩テック系スタートアップの講演では、株式会社ユーグレナ 執行役員CTO 鈴木 健吾 氏、株式会社Eco-Pork 取締役CFO兼管理部長 鈴木 健人 氏をお迎えし、各事業概要についてご説明いただいた後、トークセッション形式で、より具体的な創業時のエピソードについてお話しいただきました。

 

【トークセッションの様子】

  トークセッション トークセッション2

 

○全体交流会

 技術活用型スタートアップ掘り起こし・加速化支援プログラム採択者をはじめ、オンライン参加者を除いた一般参加者及び先輩テック系スタートアップの全員で、活発な交流が行われました。

 

【全体交流会の様子】

  全体交流会

テック系スタートアップ起業家交流会を開催しました

 令和4年8月9日(火曜日)に、ハートフルスクエアG中研修室(岐阜市橋本町1丁目10-23)で、研究者・学生・シード期のスタートアップを対象に、「テック系スタートアップ起業家交流会」を開催しました。(対面・オンラインの同時開催)

 

○先輩テック系スタートアップの講演

 先輩テック系スタートアップの講演では、株式会社CAST 代表取締役社長 中妻 啓氏、株式会社アグロデザイン・スタジオ 代表取締役社長 西ヶ谷 有輝氏をお迎えし、ものづくりや、大学や研究機関で培ってきた技術の社会実装にかける想いと、起業や事業の推進のポイントについてお話しいただいた後、トークセッション形式で、一般参加者からの質問に対し、ご自身の経験に基づく回答及びアドバイスをいただきました。

【講演の様子】

・株式会社CAST 代表取締役社長 中妻 啓氏

中妻氏

・株式会社アグロデザイン・スタジオ 代表取締役社長 西ヶ谷 有輝氏

西ヶ谷氏

【トークセッションの様子】

トークセッション

○参加者による1分ピッチ及び交流会

 技術活用型スタートアップ掘り起こし・加速化支援プログラム採択者をはじめ、オンライン参加者を除いた一般参加者全員が、1分ピッチで自己紹介を行った後、一般参加者と先輩テック系スタートアップでの活発な交流が行われました。

【1分ピッチの様子】

1分ピッチ 1分ピッチ 1分ピッチ

【交流会の様子】

交流会

技術活用型スタートアップ掘り起こし・加速化支援プログラム採択結果

 県による厳正な審査のもと、以下の採択者一覧のとおり決定しましたので、お知らせします。

採択者一覧 [PDFファイル/512KB]

技術活用型スタートアップ掘り起こし・加速化支援プログラム参加者を募集します(募集終了)

 
支援内容  技術をもつ県内のスタートアップ又は学生等で、事業化を希望する者の中から参加者を選定し、定期的に面談を行いながら、ビジネスモデルの構築、連携企業の開拓や資料作成、実証フィールドの探索、実証内容の検討等、各参加者のニーズに合った支援を行い、事業化を加速させます。(詳細は募集要項を参照)
募集期間 令和4年6月27日(月曜日)から7月22日(金曜日)
募集数 5者
対象者

・将来起業を目指す県内大学等に所属する研究者または学生

・県内に拠点のある会社設立前後のスタートアップ 

※原則として、岐阜県内に拠点を置き事業を継続する見込みがあること
支援期間 令和4年7月29日(金曜日)から令和5年1月31日(火曜日)まで(予定)
参加費用

無料

応募方法

 まずは株式会社リバネス(本事業受託者)担当者にお問い合わせください。

 (株)リバネスとの面談後、同社に申請書類を提出していただきます。

【問合せ先】  

株式会社リバネス(県事業受託者)担当:石尾・宮内

〒162-0822 東京都新宿区下宮比町1-4飯田橋御幸ビル5階

電話番号:03-5227-4198  Eメール:ld@lnest.jp

選考方法

(1)申請書で書類審査を行い、その結果をもとにプログラム参加者を決定します。審査の内容についてのお問い合わせには応じられません。また、審査委員の氏名等は公表しません。

(2)審査結果はEメールで7月28日(木曜日)までに代表者に通知します。

募集要項

募集要項 [PDFファイル/984KB]

申請書 [Wordファイル/17KB]

その他 プログラム参加者及び成果等を県のウェブサイト等で公開します。

 

スケジュール(予定)

令和4年7月22日(金曜日)

募集締め切り

令和4年7月下旬

参加者決定

令和4年7月29日(金曜日) 支援開始
令和4年8月9日(火曜日) 独自の技術を活用する先輩スタートアップによる講演と交流会
令和5年1月31日(火曜日) 支援完了

令和5年2月11日(土曜日)

・成果報告会(プログラム参加者によるピッチ)

・独自の技術を活用する先輩スタートアップによる講演と交流会

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