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鹿児島・岐阜姉妹県盟約50周年記念行事(令和4年)

記事ID:0223213 2022年6月21日更新 広報課 印刷ページ表示 大きな文字で印刷ページ表示
 鹿児島県と岐阜県は、宝暦年間に木曽三川の治水工事を完遂した薩摩義士の偉業を機縁に、1971年(昭和46年)7月27日に姉妹県としての盟約を結びました。締結から50周年を記念して、2022年(令和4年)4月24日に知事懇談会及び記念式典を開催しました。

鹿児島県・岐阜県知事懇談会


鹿児島県・岐阜県知事懇談会

 鹿児島県の塩田康一知事と岐阜県の古田肇知事による知事懇談会を2022年(令和4年)4月24日、岐阜関ケ原古戦場記念館(関ケ原町)で開催しました。懇談会に先立ち、両県知事は小和田哲男館長の案内で館内を視察しました。

鹿児島・岐阜姉妹県盟約50周年記念式典

式典の様子

 鹿児島県と岐阜県の姉妹県盟約締結50周年を記念する式典を、2022年(令和4年)4月24日、関ケ原ふれあいセンターで開催しました。感染症対策として人数を制限しつつも両県の関係者など230名余りが出席しました。

おはら節

おはら節
 「花は霧島 煙草は国分 燃えてあがるは オハラハー桜島」の歌いだしで始まる鹿児島の代表的な民謡「おはら節」。毎年11月に鹿児島市で開催される「おはら祭」では、2万人超の踊り手がおはら節などに合わせて練り踊り、鹿児島県の秋の風物詩となっています。
 岐阜県鹿児島県人会、西濃鹿児島県人会、それに鹿児島県職員の皆さんに踊っていただきました。

歓迎の地歌舞伎

地歌舞伎
 岐阜県には30を超える地歌舞伎保存団体があり、全国でも地歌舞伎が盛んな地域の1つです。
 当日は、岐阜県地歌舞伎保存振興協議会の皆さんに式典をお祝いする「歓迎の地歌舞伎」を披露していただきました。

鹿児島県知事・岐阜県知事 式辞

塩田鹿児島県知事式辞 古田岐阜県知事式辞
 鹿児島県の塩田康一知事は、「長年にわたる交流は、両県民の深い理解と温かい友情に支えられたもので岐阜県の皆さんに感謝申し上げます」、岐阜県の古田肇知事は、「250年以上前の宝暦治水の偉業に感謝して、続けてきた両県の50年にわたる交流は他に例を見ないものです」と祝辞を述べました。

記念映像

 鹿児島県と岐阜県の姉妹県盟約締結から現在に至る50年をまとめた映像を制作し、上映しました。

講演「鶴丸城御楼門復元事業について」

講演の様子
 岐阜県関市を拠点に、伝統構法・様式を活かした社寺建築を全国で手掛ける亀山建設株式会社が、鶴丸城御楼門復元工事(2020年3月竣工)では木工事を担当。宮大工の伝統技術と3Dスキャン等の先端技術を駆使し、岐阜県から贈呈したケヤキを含む木材全360平方メートルの加工を担いました。
​ この復元工事に実際に携わった同社社長の亀山直央氏に「鶴丸城御楼門復元事業について」と題して講演をいただきました。

子ども狂言の披露

失せうろこ 失せうろこ
 薩摩義士が祀られた海津市の治水神社に程近い海津市立大江小学校では、郷土学習の一環として宝暦治水工事に尽力した薩摩義士の歴史を学んでいます。その一環として、能楽師らの指導のもと、千本松原を題材とした新作狂言に取り組んでいます。
 式典では、5年生と6年生の16人が日ごろの成果を披露しました。

薩摩琵琶の受領

琵琶受領
 御楼門復元事業に提供した岐阜県産ケヤキを使って、鹿児島県の薩摩琵琶製作研究会が制作した2つの薩摩琵琶のうち1つを鹿児島県から受領しました。もう1つの琵琶は鹿児島県に残され、友好の証として両県がそれぞれで持ち続けることになります。

記念写真撮影

記念撮影
 両県知事と式典に出演・登壇いただいたみなさんが記念撮影を行い、これまでの交流を礎として、未来に向けて両県の絆をますます深め、ともに発展してくことを誓いました。

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