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大八まちづくり協議会

大八まちづくり協議会(高山市)へコーディネーターを派遣しました

 大八まちづくり協議会では、昨今、地域内でも災害が発生し指定避難所の開設などが増えてきていることから、持続可能な地域づくりのために、防災活動や地域のつながりが必要であると考え、防災意識アンケートを行いました。その結果、世代別の防災活動や学校での防災学習はしているものの、町内会や世代を超えた話し合いなどが少ないことから、地域での防災活動に生かされていないことが分かりました。そこで、東山中学校との地域学校連携の一環として、各町内会において、中学生がファシリテーターを務める「安心安全なまちづくり」をテーマにしたワークショップを計画しました。小学生から大人までの幅広い世代が参加する話し合いのファシリテーターを務める東山中学校3年生へ、12月3日(金曜日)にKJ法※の演習を通した助言を行いました。

※KJ法・・・情報をカード化し、同じ系統のものでグループ化することで、情報の整理と分析を行う方法

「ぎふ地域の絆づくり支援センター」では、「岐阜県地域の課題解決応援事業」により、コーディネーターとして、岐阜県コミュニティ診断士の山下ちはる氏、小峠賢次氏、伊藤健生氏を派遣しました。

※岐阜県コミュニティ診断士とは
地域の現状を把握して課題を抽出したり、その解決・改善に取り組み、地域コミュニティの再生・活性化を推進するコミュニティの専門家です。 

 最初に、大八まちづくり協議会の事務局でもあり、岐阜県コミュニティ診断士でもある山本真紀氏から全体ルールの説明がありました。その後、東山中学3年生の生徒の皆さんは、15の町内に分かれ、先生方やコーディネーターとともに、KJ法によるワークショップを行いました。ワークショップでは、今回のテーマである「安心安全なまち」について、活発な話し合いが行なわれ、最後に、グループでまとめた意見を発表しました。

 

ワークショップのすすめ方

 1.カード作成

   (1) あなたのイメージする「安心安全なまち」とは、どんなまちですか?(黄色の付箋)

   (2) 具体的に「安心安全なまち」の条件をあげてください。(水色の付箋)

   (3) そのためには、何をするとよいと思いますか?(ピンクの付箋)

 2.グループ化

   カードをグループにまとめる。

 3.図解化(ビジュアル化)

   見出しを付ける。枠で囲む。グループ名・日付・参加者を記入。

 4.文章化

   まとめたものを発表する。

 

 当日は、東山中学校3年生135名が参加されました。

 12月11日(土曜日)に開催された「郷土の未来を語る会」でのワークショップで3年生が主体となり地域住民と対話したとのことです。

 (小学生を含む地域参加者 約200名  東山中学生 329名)

ワークショップ実践の様子

ワークショップの様子 ワークショップの様子 発表の様子
ワークショップの様子 ワークショップの様子 発表の様子
発表例(1) 発表例(2) 発表例(3)

発表の内容

発表の内容 発表例(3)