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騒音環境基準達成状況(令和3年度)
生活環境を保全し、人の健康の保護に資する上で、維持されることが望ましい基準として、環境基準<外部リンク>が定められています。騒音については、一般居住環境(一般地域)、道路交通騒音(道路に面する地域)、航空機騒音及び新幹線鉄道騒音に関する環境基準が地域別、時間帯別に定められています。
騒音に関する各環境基準の達成率は次のとおりです。
1 一般地域における環境基準達成率(道路に面する地域以外の地域)
令和3年度に各市町村において実施した測定によると、環境基準達成率は、類型Aでは92.9%、類型Bでは98.6%、類型Cでは100.0%でした。また、全体の環境基準達成率は97.9%(昼間、午前6時から午後10時)となっています。
類型A | 類型B | 類型C | 全体 | |
---|---|---|---|---|
測定地点数 | 28地点 | 71地点 | 42地点 | 141地点 |
達成地点数 | 26地点 | 70地点 | 42地点 | 138地点 |
達成率 | 92.9% | 98.6% | 100.0% | 97.9% |
備考)県環境管理課調べ
類型A:専ら住居の用に供される地域
類型B:主として住居の用に供される地域
類型C:相当数の住居と併せて商業、工業等の用に供される地域
2 道路に面する地域における環境基準達成率(面的評価)
令和3年度の測定によると、昼間(午前6時から午後10時)及び夜間(午後10時から翌日午前6時)とも環境基準を達成したのは、94.1%(58,238戸/61,907戸)でした。
昼夜とも基準値以下 | 昼のみ基準値以下 | 夜のみ基準値以下 | 昼夜とも基準値超過 | |
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住居等戸数 | 58,238戸 | 991戸 | 868戸 | 1,810戸 |
達成率 | 94.1% | 1月6日% | 1月4日% | 2月9日% |
備考)県環境管理課調べ
3 航空機騒音の環境基準達成率
本県には、航空自衛隊が使用している岐阜飛行場が各務原市内にあり、航空機の離着陸等に伴い発生する騒音が生活環境に影響を与えています。
このため県は、昭和54年10月岐阜飛行場の周辺地域2市2町の約93km2について、「航空機騒音に係る環境基準の地域類型指定」を行い、その達成・維持状況を把握するため定点観測調査を行っています。令和3年度の環境基準達成率は80.0%となっています。
類型I | 類型II | 全体 | |
---|---|---|---|
測定地点数 | 2地点 | 8地点 | 10地点 |
達成地点数 | 1地点 | 7地点 | 8地点 |
達成率 | 50.0% | 87.5% | 80.0% |
備考)県環境管理課調べ
類型Iの地域は専ら住居の用に供される地域、類型IIの地域はI以外の地域で通常の生活を保全する必要がある地域です。
4 新幹線鉄道騒音の環境基準達成率
本県の南西部(大垣市、羽島市、垂井町、関ケ原町、安八町)を東海道新幹線鉄道が通過(約31km)しており、列車の高速走行に伴い発生する騒音等が沿線地域の生活環境に影響を与えています。
このため県は、昭和52年4月沿線地域2市3町の約22km2について、「新幹線鉄道騒音に係る環境基準の地域指定」を行い、その達成・維持状況を把握するため定点観測調査を行っています。令和3年度の環境基準達成率は60.0%となっています。
類型I | 類型II | 全体 | |
---|---|---|---|
測定地点数 | 16地点 | 4地点 | 20地点 |
達成地点数 | 8地点 | 4地点 | 12地点 |
達成率 | 50.0% | 100.0% | 60.0% |
<外部リンク>備考)県環境管理課調べ
類型Iの地域は専ら住居の用に供される地域、類型IIの地域は商工業の用に供される地域等I以外の地域で通常の生活を保全する必要がある地域です。すべての測定地点を軌道中心線からの距離25mで測定。