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岐南まちづくり女性協議会

岐南まちづくり女性協議会(岐南町)

活動団体名

岐南まちづくり女性協議会

活動地域

羽島郡岐南町

活動場所

岐南町総合健康福祉センターやすらぎ苑内

地域の概要

 濃尾平野の北部に位置し、起伏なく平坦で気候も温暖な地域。
 県内2番目に面積の小さい自治体であるが、国道21号線、22号線、156号線が交差し交通量が多く、愛知県との玄関口でもあり経済活動は活発である。小学校区は3つあり、若い世代の転入が多く、人口も増加傾向にある。
 活動拠点であるやすらぎ苑は、岐南町の中でも南部に位置し、苑内には子育て支援拠点施設「にこにこサロン」や60歳以上の人が無料で入浴できる施設があり人気が高い。しかしながら、駅から遠く、公共交通のコミュニティタクシーはあるが、予約が必要なことと停留場まで行くことが大変な高齢者もいるためアクセス面の課題がある。

【会の構成】子育てをしながら働いている30代から50代の女性10人のボランティアから構成されている。

活動の目的

 地域の多世代がつながり交流を深めることと、子育て支援や女性の就業支援等に取り組むことを目指して平成29年6月に設立された。個々の得意分野を活かして、若い世代の視点から魅力ある地域づくりを考えながら様々な活動に取り組んでいくことを目的としている。

活動内容

多世代交流カフェの運営(月曜日から金曜日11時から16時まで)

  • 平成30年5月スタート。ベビーからシニアまですべての人が「楽しめる」「癒される」「つながれる」「学び合える」「助け合える」カフェを目指している。メニューはドリンク200円わっぱ弁当(お味噌汁付)600円オムライス(デザート付)700円。
    地元の食材を使った手作りの品々で美味しく、価格も手ごろで好評である。

地域福祉ワークショップ(年3回)の開催

  • 「こんな町だと子育てが楽しい!」をテーマに、子育てにやさしい夢のまちを目指してワークショップを開催する。(10月1日、11月5日、12月3日)ワークショップ終了後には、なんカフェランチをいただきながらの交流会を行う。

福祉的就労実践事業の開催

  • なんカフェ夏祭り(子ども食堂も兼ねる)
     カレーライスや焼きそば、おにぎりなど軽食のほかプチマルシェもあり、3日間のお楽しみステージを見ながら多くの人で賑わった。
     8月8日「濱島秀行ヴァイオリンコンサート」
     8月9日「アンサンブルさくらコンサート」
    ​ 8月10日「クリーン・ローズトーンチャイムコンサート」
  • キャリアナビ講座(子育て世代包括支援センターと共催)9月27日
  • 栗原友と学ぶ「大人も美味しい離乳食講座」9月29日
  • 水本安由美講演会「助産師からの贈りものいのちの授業」10月13日
  • 託児ボランティア養成講座(4回)9月7日、9月28日、10月5日、11月2日。

まちづくり活動講座の開催

  • 三ちゃんで誕生日会(ベビーからシニアまでみんなでお誕生日をお祝いしましょう。)
  • 歌声広場(ギターにあわせて歌いましょう。)
  • 多世代でバランスボールやヨガを楽しみましょう。
  • ハーバリウムやフォトフレーム作り
  • 子どもの健康の話や教育費の話を聞きましょう。
    など、女性の視点を活かして、多種多様な講座を企画し実施している。

三ちゃん誕生日会の画像
三ちゃん誕生日会
​こもれ陽の会様をお呼びしてコンサートでお祝い

ランチ付き会議の画像
​ランチ付き会議
​大学生との意見交換会

バランスボール講座
当会主催の活動講座の一つ
親子バランスボール講座

七夕ランチ作り
​七夕音楽祭のランチ作り
会のメンバーとカフェスタッフで手作り

夏祭り
​なんカフェ夏祭りでの焼きそばコーナー

オムライスプレートの画像
オムライスプレート
なんカフェ一番の人気メニュー

課題と今後の展望

  • なんカフェオープンから4か月が経ち、多世代の交流の拠点としてにぎわっており、やすらぎ苑の来場者も飛躍的に伸びている。
    一方で、ボランティアが子育てや仕事をしながら運営しているため、活動時間の問題や資金調達の面での課題も多い。
  • カフェ運営という経済的側面と講座等のボランティアという側面の両面のバランスをとりながら、地域の皆様の応援を心の支えに頑張っていきたい。

取材担当者の意見・感想

  • 若い世代が地域の要望に応えてこれだけの企画運営を行っていることに感銘を受けた。
  • ランチも格安で美味しい。多世代の方々がこの場所を利用されていた。
  • パソコン操作に長けた若い世代が斬新なデザインでチラシ等を作成し、若い世代にもPRできるので更なる事業の拡大が予想される。そうなった時、支援がもっと必要になるだろうと予想される。

【取材担当者】ぎふ地域の絆づくり支援センター啓発推進員[岐阜県コミュニティ診断士(倉地幸子中島八重子)]

【取材の様子(平成30年7月31日)】

取材の様子1取材の様子2取材の様子3

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