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岐阜県糖尿病性腎症重症化予防プログラムの改定について
県内の医療保険者による糖尿病性腎症重症化予防の取組を推進していくため、県は、岐阜県医師会、岐阜県糖尿病対策推進協議会と糖尿病性腎症重症化予防に係る連携協定を締結するとともに、この協定に基づき平成29年12月1日「岐阜県糖尿病性腎症重症化予防プログラム」を策定しました。
この度、慢性腎臓病対策と連動させ、効果的・効率的な対策を推進するため、令和4年10月18日「岐阜県糖尿病性腎症重症化予防プログラム」を改定しました。
1プログラムの目的
糖尿病が重症化するリスクの高い医療機関未受診者および治療中断者について、関係機関からの適切な受診勧奨、保健指導を行うことにより治療に結びつけるとともに、糖尿病性腎症等で通院する患者のうち、重症化するリスクの高い者に対して医療保険者が医療機関と連携して保健指導等を行い人工透析への移行を防止することによって、県民の健康増進と医療費の適正化を図ることを目的としています。
2取組内容
医療保険者と医療機関が連携して、下記の取組を推進します。
(1)医療機関の未受診者、糖尿病治療中断者に対する受診勧奨と保健指導
糖尿病の治療が必要であるが、医療機関未受診者または治療を中断している被保険者に対し、医療機関を受診するよう通知等を行うとともに、被保険者の状況に合わせた保健指導を行う。
(2)糖尿病性腎症重症化リスクの高い者への保健指導
糖尿病で治療中の者のうち、糖尿病性腎症を発症している者、または、そのリスクの高い者に対して、本人及びかかりつけ医の同意を得て、保険者と医療機関が連携して保健指導を行い、重症化を予防する。