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中部山岳国立公園の活性化
中部山岳国立公園は、新潟県、富山県、長野県及び本県にまたがる飛騨山脈を中心とした約17万4千ヘクタールの国立公園で、我が国の国立公園制度が始まった昭和9(1934)年に指定を受けたもっとも古い国立公園の一つです。
本県の面積は、このうちの約2万4千ヘクタールで、乗鞍岳や槍・穂高連峰などの3千メートル峰が連なり、我が国を代表する山岳景観が広がっているほか、山麓には、滝や森などの優れた景勝地をはじめ、湧泉量国内第3位の奥飛騨温泉郷が広がっています。
また、高山帯には、本県の県鳥に指定されているライチョウや高山植物などが生息しています。
このように、本県にとってかけがえのない財産である中部山岳国立公園を守りながら、持続的に次の世代へ引き継ぐためには、国立公園とともにある地域の活力の維持を図ることが必要です。
中部山岳国立公園は、その南部地域(岐阜県高山市・長野県松本市)が、環境省の「国立公園満喫プロジェクト」を先行的・集中的に実施する8公園に準じた3公園に選定されています。本県は、県内及び長野県の自治体や関係団体と連携して、同地域の活性化を図るための取組みを進めています。
岐阜県中部山岳国立公園活性化推進協議会
「岐阜県中部山岳国立公園活性化基本計画」に基づく取り組みを地域一体となって推進するため、平成31年3月に岐阜県・高山市・地元関係団体で構成する「岐阜県中部山岳国立公園活性化推進協議会」を設立しました。
岐阜県中部山岳国立公園活性化推進協議会規約 [PDFファイル/789KB]
岐阜県中部山岳国立公園活性化推進協議会ホームページ<外部リンク>
岐阜県中部山岳国立公園活性化基本計画
平成30年1月に、「岐阜県中部山岳国立活性化基本構想」を具体化するための向こう5年間の取組計画をまとめた「岐阜県中部山岳国立公園活性化基本計画」を策定しました。
岐阜県中部山岳国立公園活性化基本計画(本文)[PDFファイル/1.8MB]
概要版[PDFファイル/1.2MB]
岐阜県中部山岳国立公園活性化基本構想
平成29年7月に、中部山岳国立公園の岐阜県エリアの活性化を図るための今後の取組みの基本方針をまとめた「岐阜県中部山岳国立公園活性化基本構想」を策定しました。
岐阜県中部山岳国立公園活性化基本構想(本文)[PDFファイル/1.1MB]
概要版[PDFファイル/1.2MB]
中部山岳国立公園南部地域利用推進協議会(環境省)
中部山岳国立公園南部地域が「国立公園満喫プロジェクト」を先行的・集中的に実施する8公園に準じた3公園として選定されたことを受け、平成29年10月に、南部地域の関係行政機関や地域関係者等で構成される「中部山岳国立公園南部地域利用推進協議会」を設立しました。
中部山岳国立公園南部地域利用推進協議会 構成員 [PDFファイル/86KB]
中部山岳国立公園ホームページ(環境省)<外部リンク>
中部山岳国立公園南部地域利用推進プログラム2025
平成30年4月に、南部地域の国立公園利用の推進に向けた「中部山岳国立公園南部地域利用推進プログラム2020」を策定し、これを発展的に持続させるため、令和3年3月に「中部山岳国立公園南部地域利用推進プログラム2025」を策定しました。