ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
トップページ > 分類でさがす > くらし・防災・環境 > NPO・地域振興 > 地域コミュニティ > 西神ニュータウン竹の台1丁目自治会(兵庫県神戸市)

本文

西神ニュータウン竹の台1丁目自治会(兵庫県神戸市)

西神ニュータウン竹の台1丁目自治会、竹の台地域委員会(兵庫県神戸市西区)

活動団体名等

西神ニュータウン竹の台1丁目自治会、竹の台地域委員会

活動拠点

兵庫県神戸市西区

西神ニュータウン竹の台地区の概要

・竹の台地区は、1丁目から6丁目まであり、中心部に小中学校などの教育施設や商業施設交番が設置されている。
・約3,400世帯、8,800人が暮らしている。
・この小さなエリアに自治会7,管理組合15,行政系団体11がある。
・まち開きは、1985年。

竹の台1丁目自治会の活動

 住民と自治会の相互理解を促進するため、次のとおり取り組んでいる。

自治会ハンドブックの作成 役員が毎年交代する中で、活動の維持・継続のために作成。
自治会規約の定期的見直し 時代の変化に応じ、変更・改正。
「会計の公開」を明記。
総会・役員会議事録の回覧 A4版・1枚で完結にまとめ回覧。
自治会活動への理解が進む。
住民意識調査の定期実施 「ごみ問題」、「野良猫対策」、「自治会の課題」、「災害時要援護者問題」等
年間の活動が分かる総会資料 活動の評価を行い欠席会員にも活動の様を紹介。

竹の台地域委員会の活動

・地域防犯・防災など、自治会単独では解決できない事象が多く、地域に存在する多くの地域団体(47団体)が相互に補完・協力し合う体制をつくるため、地域協働組織である「竹の台地域委員会」を発足させた。その特色は次のとおり。

ネットワーク型 ・ピラミッド型でなく、旧来の組織同士を繋ぐリーダー的役割。
・縦割りではなく重層的活動に重点を置く。
公開性 ・会計、議事録、内部資料の公開を明記。
・住民なら、誰でも会議に出席できる。
コミュニケーション ・対峙型の総会とは別に、フリーな話し合いの場「竹の台円卓会議」を設けている。
地域代表性 ・竹の台に関わることは、地域委員会が代表して行政・関係機関と調整・申し入れ。

地域ケア会議の活動

・急速なニュータウンの高齢に対処するため、住民の知恵と経験を集め、地域コミュニティでの福祉・介護・介護予防活動を先導するとともに、高齢者の生活周辺にまつわる各種課題を解決に導くため、「地域ケア会議」を立ち上げた。
・構成団体は、竹の台地域委員会・住民有志・自治会・民児協議会・地域包括支援センター・区役所・医療機関・福祉介護事業者・NPO、ボランティア団体など。
<具体的活動>
・地域・行政・介護事業者・医療機関が協働した介護予防の推進
・災害時要援護者支援策の樹立
・高齢者を狙った各種犯罪の未然防止
・元気な高齢者の地域活動への勧誘・参画

地域の担い手を集めるために

・地域の一大行事である「竹の台ふれあいまつり」は、およそ300人の住民がボランティアで参加するなど、地域団体が結束して開催されている。34ものテントを張る大規模なものである。(写真参照)
・参加する若い世代は、地域の後継者の卵である。「自分達のこれを手伝って欲しい」ではなく、「あなたのこれを活用したい」という姿勢が大事。そのためにもたくさんの受け皿が必要。(デザイナー、プログラマー、建築士、看護士、介護職員、大学生等)
・NPOやボランティア団体は、人材の宝庫である。運営のノウハウや持続性は卓越しており当初から取り込んでいる。また、個人としてNPOに参加している住民も多く、パイプ役として役員の一人にはNPOの理事を充てている。
・無関心にしたのは地域団体の責任であると思う。関心を持ってもらう第一歩は、情報発信。従来、団体ごとに縦割りの発信ばかりだったが、地域がまとまることで、地域の総合的なニュースを発信できるようになった(竹の台総合新聞の発行)。

高齢者給食会(バンブークラブ) 竹の台ふれあいまつりの様子
高齢者給食会(バンブークラブ)の画像 ふれあいまつりの設営
<外部リンク>