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山県市地域おこし協力隊

活動団体名等

山県市地域おこし協力隊

活動拠点

山県市北西部

山県市の概要

 山県市は、岐阜県の南西部に位置し、JR岐阜駅から約10から35キロの範囲に広がり、約220平方キロメートルの面積を有しており、多くの山地丘陵部と、清流長良川の支流沿いの平たん地で構成され、森林が約85%と四季折々の豊かな自然に恵まれている。市の北西部地域は、JR岐阜駅から約20から30キロに位置し、山岳地帯で、そのほとんどを山林が占めている。豊富な山林資源を有しているが、林業自体の衰退と少子高齢化や過疎化による人口減少により、今後の地域活動やコミュニティの停滞が懸念される。

活動内容

地域おこし協力隊員中村大祐さんの活動紹介(北山地区)

  • 田舎の助け合いやコミュニティに魅力を感じて、京都府宇治市から移住した中村さんは、山県市地域おこし協力隊員第1号。移住して1か月後に生まれた長女は、地区では実に20数年ぶりの赤ちゃんで、地域のアイドル的な存在。
  • 今、中村さんは、いろいろな人が集まって交流したり、田舎体験ができるような場所にしようと、ずっと空家になっていた古民家をゲストハウスへ改修し、またイベント企画にも取り組んでいる。
  • 澄んだ川の流れ、きれいな空気、煌めく星空等癒される自然や素朴な人々との交流を通して、田舎暮らしの体験をしてもらい、若い世代の方が移り住んでくれるような地域をつくっていきたいと考えている。

地域おこし協力隊員本庄宏さん、聖美さんの活動紹介(葛原地区)

  • 人との関わりが薄く、忙しく過ぎる都会の生活をしている中で、もともと自給自足の生活にあこがれていた本庄さんは、東京で開催された「移住定住イベント」に参加。
  • ここで、美山支所長に出会い、夫婦そろっての移住を決心した。
  • 米づくりを自治会長に教えてもらったり、狩猟の資格を取得し、農作物を荒らす動物のわなを仕掛けたり、シカを仕留めて料理したり、近所の大工さんに教えてもらい古民家の改修に取り組むなど、田舎暮らしを楽しんでいる。
  • 古民家で、1階は誰もが集まれるカフェをやりたい。2階はイベントを企画して地域の魅力を発信するため、宿泊できるようにしたい。妻が外国語に堪能で、ネットワークもあるので、外国人との交流もできたらいいと熱い思いを持って活動を進めている。
古民家改修の様子1 古民家改修の様子2
古民家改修の様子1の画像 古民家改修の様子2の画像

課題と今後の展望

 豊かな自然と地域の方々との交流を楽しみながら、地域にとけ込み地域の人との信頼関係を築き、古民家を活用した地域活性化に取り組んでいきたい。
 地域を訪れる人が増え、空き家を探している人を迎えられるような環境を整えていくために、活動成果を効果的に情報発信していきたい。

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