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農業普及課の業務内容
農業普及課の業務内容
地域支援係
◆米、麦、大豆、茶等の普及指導に関すること
米、麦、大豆の生産と担い手の経営安定
米、麦、大豆の生産と担い手の経営安定のため、肥料・農薬の展示調査や研修会の開催を通じて栽培者の技術向上を支援しています。また地域に適した品種や栽培方法を確立するための試験を実施しています。
麦茶用大麦の収穫 大豆栽培研修会
水稲・小麦の優良種子確保
水稲と小麦の採種(種子生産)を指導し、優良種子確保のための審査等をしています。
水稲のほ場審査
安全・安心な茶の生産
消費者に安全・安心な茶を提供するために環境に優しい農業の取り組みを支援しています。また、「美濃いび茶」の情報発信と食農教育への取り組みを支援しています。
品評会に向けた茶の手摘み
中山間地域の特産品の生産振興
中山間地域の山菜・薬草類や「飛騨美濃伝統野菜(沢あざみ)」並びにそば等の特産品の生産を支援しています。
「味の箱舟」に認定された沢あざみの生産振興大会
◆GAP・ぎふクリーン農業に関すること
県土の保護と生産性の調和を目指した「ぎふクリーン農業」を推進しています。栽培講習会やGAPの推進等を通じて、普及啓発を図っています。
「ぎふクリーン農業」栽培講習会 GAP継続のための内部監査支援
◆スマート農業の推進に関すること
スマート農業技術の導入に向けた研修会の開催や収集したデータの活用支援、関連事業等の情報収集を行っています。
リモコン式草刈り機研修会 アシストスーツの体験
園芸産地支援係
◆イチゴをはじめとする野菜全般の普及指導に関すること
イチゴをはじめとする野菜の高品質、安定生産
イチゴ、トマト、ナス、タマネギなど多種にわたる品目の高品質、安定生産を目指した助言指導をしています。特にイチゴは地域のブランド品目であり、新規就農者の取り組みも増えています。農家の経営安定と産地づくりを目指して、就農の案内からより良い生産にむけての取り組みを支援しています。
イチゴの高設栽培現地研修会
新たな野菜栽培の導入支援
消費動向に応じて、カボチャやアスパラガスなど新たな野菜栽培の導入拡大を支援しています。
アスパラガスの新規就農者を対象とした研修会
◆果樹の普及指導に関すること
柿産地づくり支援
大野町を中心に生産されている柿は揖斐地域の代表的な農産物です。高齢化や後継者不足などによる、産地の維持・存続が懸念される中、安全・安心、美味しい柿を安定供給できる産地作りをめざし、生産者と関係機関が一体となって取り組んでいます。
生産者と関係機関が一体となって検討する柿施策検討会議
高品質な柿生産の推進
縮間伐、剪定、摘蕾・摘果の研修会、性フェロモン剤の導入、発生予察に基づく防除指導等により、安全・安心、高品質な柿生産を推進しています。
縮間伐・剪定研修会
◆担い手育成・新規就農支援に関すること
就農相談から営農定着までの総合的な支援
近年、揖斐管内では、就農相談が増えており、その多くが継続的な支援が必要です。農業普及課は、関係機関とともに、就農相談から営農定着までの総合的な支援を行う組織の設立を助言指導し、「揖斐地域就農支援協議会」が設立されました。個別の案件については、町毎に支援チームを設置して支援に当たっています。
揖斐地域就農支援協議会
担い手組織の活動支援
地域の担い手リーダー、後継者クラブ、婦人クラブに対して、課内で連携して技術や情報の提供を行い、自主的な活動を支援しています。
新規就農者、後継者クラブ等を対象とした農業の基礎を見直す講座