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笠置山

笠置山は岐阜県恵那市と中津川市にまたがる標高1,128mの山です。10世紀後半に在位した花山天皇が、京都の笠置山に似ていると言われたことから、その名前がついたと言われています。

山頂から眺める景色は絶景で、恵那市内や中津川市内、中央アルプス、そして晴れた日には遠く伊勢湾まで一望できるほどです。

山頂付近の笠置神社には、雨乞いの神様でもある笠置大権現が祀られています。また、国の天然記念物「ヒトツバタゴ」、「ヒカリゴケ」などの珍しく貴重な植物も見ることができ、登山におすすめです。

 

笠置山とペトログラフ

笠置山にあるペトログラフは、縄文時代に古代シュメール人やケルト人、ミクロネシア人がやってきてイワクラに刻んで残したものといわれています。

「ペトログラフ(古代岩刻文字)」とは、岩に刻み込まれた文字や記号、文様、絵画のことをいい、何らかの祈りや願いを込めて刻みこまれたもので、笠置山では「イワクラ」と呼ばれる岩に刻まれています。

「イワクラ」とは、古代の人々の信仰対象の岩であり、神が宿るとされた岩のことです。笠置山は日本でも有数のイワクラ地帯で、山中にはペトログラフが刻まれたイワクラが点在しています。

縄文時代の貴重な遺跡を近くで見ることができますので、是非訪れて観察してみてください。

 

 

ピラミッド型岩石 ピラミッド型岩石2 ピラミッド型岩石3

 

 

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