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令和6年度岐阜県職員倫理憲章郡上農林事務所実行計画
平成18年7月に発覚した不正資金問題に対する深い反省と再発防止への固い決意とともに、岐阜県職員としての基本理念を示すために平成18年12月28日に制定した「岐阜県職員倫理憲章」の内容を実践していくために、下記のとおり郡上農林事務所実行計画を定めます。
令和6年4月1日
1法令を遵守するとともに、自らを厳しく律します。
- 法令に照らして判断・行動し、疑惑や不信を招くことのないよう努めます。
- 不当な圧力や働きかけに左右されることなく、誰にでも公平、公正に対応します。
取組事項
- 公務・私生活の区別なく、県民全体の奉仕者である公務員として適切に行動することはもとより、県が定める懲戒処分の指針を職員に周知して、公務員としての規律を遵守します。
- 「岐阜県職員倫理規程」を職員に周知徹底し、利害関係者との会食、遊技、旅行、贈答品・金銭の受領等の行為については適切な対応を行うとともに、職務上面談が必要な場合においても職員2人以上で対応することを原則とします。
- 地方公務員法に定める守秘義務、情報公開制度、個人情報保護制度の趣旨等を職員に周知徹底して、知り得た情報を適正に管理し取扱います。
- 許認可事務、工事の実施や業者選定等については、関連法令等を順守するなど、常に公正・公平に実施します。
- 職務執行に対する不法・不当要求には、職員個人や担当窓口のみの対応に任せず、所属全体で対応するとともに、主管課、危機管理部門等関係部署との連携を密にして対応します。
2税の重みを深く認識し、無駄のない行政を進めます。
- 経費の節減を徹底し、最少の経費で最大の効果を挙げるよう努めます。
- 前例にとらわれず、常に業務を点検しながら見直しを図ります。
取組事項
- 事務用品のきめ細かな在庫管理や再利用の促進による購入経費の削減、両面コピーや縮小コピーの活用による使用枚数の削減などにより、経費の節減を図ります。
- 事業の実施にあたっては、新工法の採用やリサイクル製品の使用等により、コスト削減に努めます。
- 「予算の残し方事例集」等を参考にして、経費の縮減に努めます。
- 職員に時間管理の重要性を徹底するとともに、管理職員が職員の労働時間等執務状況を把握し、職員間の仕事量の平準化や事務の効率化を図ることはもとより、業務内容の改善に努め、時間外勤務を縮減します。
3県職員としての自覚を高め、質の高い行政サービスを提供します。
- 専門的な能力・知識と、幅広いものの見方・考え方の修得に努めます。
- 法的根拠や仕組みを理解し、迅速・丁寧に業務を進めます。
取組事項
- 国や県の財政・経済・その他行政全般に関して常日頃から理解を深め、県職員としての見識を養います。
- 県民の目線で仕事を進め、県民にとって有益で理解される仕事となるよう職員相互でチェックしながら仕事を進めます。
- 業務に関連した研修会等に参加し、専門的能力や知識の向上に加え、専門外の知識を修得するなど、常に自己研鑽に努めます。
- 事業の執行に当たっては、根拠法令等を明確にして、県民等に対する説明責任を果たします。
4常に危機に備える意識を持ち、事故や不祥事を防止します。
- マニュアルを整備するなど、日頃からのチェック体制を確立します。
- どのような情報にも細心の注意を払い、組織としていち早く対応します。
取組事項
- 不測事態の発生に対し、情報が迅速に伝達できるよう所属内の緊急連絡網を整備します。また、機会あるごとに情報伝達の検証を行います。
- あらゆる情報に細心の注意を払い、いち早く不祥事等の危機を察知し、上司への迅速な状況報告と適切な対応により問題発生を未然に防止します。
- 県内外の自治体や民間企業等で発生した危機事例を参考にすることにより、危機管理体制の見直しや職員の危機管理意識の向上等に役立てます。
5問題発生時には、事実をありのままに公表し、迅速かつ誠実に対応します。
- 正確な情報の把握・公表に努め、責任の所在を明確にした上で問題の拡大を防ぎます。
- 徹底した原因究明を行い、適切な再発防止策を講じます。
取組事項
- 問題発生時には、緊急連絡網等を活用して速やかに職員への情報伝達を完了し、更なる情報収集や分析に努め、県民への情報提供を行います。
- 日頃から危機管理の重要性を十分認識し、家畜伝染病を始めとする諸問題が発生した場合は、関係機関と連携しながらいち早く情報収集を行い、報告・連絡を行うとともに、最善の対応に努めます。
- 災害発生等に迅速かつ適切に対応するため、機会を捉えて訓練を行います。
6職員が一丸となって、風通しのよい組織風土をつくります。
- 自分の職責にとらわれず、知恵を出し合い、自由な議論ができる職場をつくります。
- 不都合な情報こそ速やかに包み隠さず明らかにできる組織をつくります。
取組事項
- 課長会議や担当者間等の打ち合わせを定期的に行い、業務の進捗状況等について職員間の情報共有を図ります。
- 職員の状況を把握するため、随時所長と全職員との個別面談を行います。
- 良い情報はもとより、不都合な情報こそ上司への報告を速やかに行えるよう、何でも自由に話せる雰囲気づくりに努めます。
- 職員または仕事で関わる方全てが仕事を進める上での大切なパートナーであることを意識し、相互の人格を尊重して、ハラスメントの防止に取り組みます。
7県民のひとりとして、積極的に地域や社会に貢献します。
- 地域での活動に積極的に参加します。
- 環境問題などの社会を取り巻く身近な課題に率先して取り組みます。
取組事項
- 全ての職員が一つ以上の地域活動等（地元消防団や自治会行事、ボランティア活動等）に参加し、それを通して得た「ひとりの県民としての目線」を日々の業務に役立てます。
- 時間外勤務の縮減や年次休暇の計画的な取得の促進等により、地域活動を行いやすい職場環境づくりに努めます。
- エネルギー使用量の削減など身近な課題に関心を持ち、個人が日常生活の中で取り組める事項は、小さなことでも率先して取り組みます。
8県民との対話を大切にし、県民とともに「確かな明日の見えるふるさと岐阜県づくり」に取り組みます
- 県政全般にわたる情報を分かりやすく、積極的に公開します。
- 積極的に現場に出かけ、県民の意見や考えをお聴きし、政策・施策に活かします。
取組事項
- ホームページやマスコミなどの広報媒体を活用し、農林行政に関する情報を県民の皆様に適時・的確に提供します。
- 各種団体等との会議、懇談会等の場を積極的に活用して県民の皆様からの意見・提言をお聴きし、今後の政策・施策への取り組み等に活かすよう努めます。
- 県民の皆様からの苦情や相談は、職員が見落としている視点や意識のギャップ等に気づく貴重な情報であると認識して真摯に耳を傾け、事業の見直しや勤務態度の改善等に努めます。
- 郡上市と連携・協力した危機管理体制の強化と住民サービスの向上に努めます。
