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第3回ぎふスタートアップカフェを開催しました

 令和3年1月13日(水曜日)にZoomによりウェブ上にて「第3回ぎふスタートアップカフェ」を開催しました。

 講師に先輩経営者のサグリ株式会社 代表取締役 坪井 俊輔さんをお迎えし、創業からこれまでの歩みや起業に向けた取り組み、起業にあたっての資金繰りに関して等、自身の経験談を語っていただきました。
 今回は講師の坪井さんから参加者に「ハッシュタグを5つ付けて自分を表現」、「この場で期待したいこと・聞きたいこと」などお題を投げかけ、参加者のみなさんには手元に用意した紙に書いて示してもらうことで、参加者からも情報を発信しながら話しが進みました。
 後半はフリートークの時間として、参加者から講師へ質問を投げかけ交流を実施しました。

〇サグリ株式会社 代表取締役 坪井 俊輔さん

サグリ株式会社坪井さん

 事業は情熱から動き出します。

 中高の教育現場を見て、自分のやりたいことを見つけられず悩む学生の課題解決をしたいという思いから、民間企業初の宇宙教育を事業とする「株式会社うちゅう」を立ち上げました。

 また、希望通り教育を受けられないまま農業従事者となり、農業以外に時間を割けない海外の子どもたちを目の当たりにして、テクノロジーを導入して効率的な農業の実現に取り組む「サグリ株式会社」を設立しました。

 事業を成長させていくためには、「ヒト・モノ・カネ」の要素をうまく動かすことが重要です。

 ヒトは共に働く仲間です。仲間と共に働くうえでは、仲間を信頼して個性を尊重することで、強みを生かし、モチベーションを高く持ち続けることが大事です。ただし、ときに困難に直面したら介入していくリスクヘッジも必要です。

 モノ=メディアです。メディアに載ることで企業や事業の認知が高まります。また、ピッチコンテストで受賞して実績を重ねることによって、事業を紹介するときの説得力につながります。

 カネに関しては、自己資金、融資等の借りたお金、投資されたお金のそれぞれを区別して適切に扱うことが大切です。

 

〇フリートーク
 後半のフリートークでは、参加者からの「事業を開始するにあたりどのようにアクションを起こすのか」という質問に対して、坪井さんの経験を交えて、行政とのかかわりや事業を持ち掛けるにあたっての必要性・メリット等いかに理由付けを行いながら説明するかを語っていただきました。また、「坪井さんから見た岐阜県の魅力とは」という投げかけもあり、岐阜県の立地や関わった人の人柄など率直に感じた魅力をお話しいただきました。

 

〇参加者の声

 参加された方からは事業に臨む熱意が伝わった等の感想があり、起業へ向けてこれからを考えるきっかけとしていただくことができました。

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