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「セアカゴケグモ」にご注意ください
特定外来生物「セアカゴケグモ」に注意してください
セアカゴケグモは、生態系や人の生命・身体、農林水産業へ被害を及ぼすおそれがあるため、「特定外来生物」に指定されています。
平成7年11月に大阪府内で初めて発見され、その後、西日本を中心に生息が広がり、北海道から沖縄県まで44都道府県で生息が確認されています(平成28年2月14日現在)。
「セアカゴケグモ」の特徴
- 成体のメスは約7から10mmで全体的に黒色(老熟すると黒褐色)をしています。
背中には、中央に赤色の縦すじ模様があります。
腹部の裏面には四角あるいは砂時計型の赤色の模様があります。 - 成体のオスは約4から5mmの大きさで腹部が細く、茶褐色をしています。
- 卵のうは直径10から15mmの乳白色の球形をしています。
※同じく腹部に赤色の模様がある「ジョロウグモ」と間違えられることがありますが、ジョロウグモは特徴的な黄色と青黒色のしま模様がありますので、簡単に区別ができます。
平成25年に県内で発見されたセアカゴケグモ(メス)体長約1cm
「セアカゴケグモ」を見つけたら
セアカゴケグモを見つけたら、殺虫剤をスプレーするなどして駆除してください。
セアカゴケグモはおとなしいクモですので、驚かせない限り、ヒトを咬むことはないと言われていますが、絶対に素手で捕まえようとはしないでください。
もしも咬まれた場合には、至急、お近くの医療機関を受診してください。
お住まいの市町村または地域窓口の最寄りの岐阜地域環境室、もしくは各県事務所環境課で相談できます。