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働き方改革紹介:各務原市立保育所(5園)

第2回『各務原市立保育所(蘇原保育所・那加中央保育所・尾崎保育所・中屋保育所・鵜沼西保育所 』(5園)

令和元年9月

9月1日現在 児童 481人 職員(正規59人・非正規79人)

働き方改革1:午睡時の事故防止センサーの導入による精神的負担の軽減 

各務原市公立保育所では、乳児の午睡中のうつぶせ寝等による事故防止の為、5分に1回の午睡チェックを行っている。今までは午睡中の子ども達の様子を見て回り、チェックするという役割を専門に担う保育士が必要であったが、今年度より、午睡センサーの導入により、うつぶせになるとアラーム音が鳴ったり、5分ごとの合図音とともに自動記録入力がされるようになったため,以前のように記録して回るという手間が省けた。今まで同様、保育士による目視は必要ではあるが、それに加えてセンサー機器による安全確認もできることは、保育士の精神的負担軽減へとつながった。

午睡センサー午睡センサー装着の様子見守りの様子

働き方改革2:保育所でのオムツの一斉廃棄で、保護者も保育士も楽に

今までオムツ交換後は、オムツの名前を確認し個々が持ち帰れるよう仕分けするという作業を行っていたが、今年度より、保育所にてオムツの一斉廃棄を行うことにした。保護者による持ち帰りや廃棄の手間が省けたと同時に、保育士のオムツ交換後の仕分け作業をする手間を省くことができ、時間短縮と仕事の軽減につながった。

オムツ替えオムツの廃棄

働き方改革3:ノンコンタクトタイムの導入により「残業・持ち帰りなし」に

持ち帰り仕事や残業をなくすため、担任が業務時間内に子どもとは関わらず事務仕事に専念できるノンコンタクトタイムの導入を行っている。最低でも週に1回1時間は確保できるようにしている。担任に代わり担任補佐が保育に入ることで、保育の質・安心・安全を確保している。

ノンコンタクトタイム担任補佐が保育に入る事務の様子

働き方改革4:人材確保でゆとりある職場環境に

保育士確保が難しい中、一人でも多くの保育士を確保することが、現場の保育士の心のゆとりにもつながると考え、積極的な保育士確保に取り組んでいる。大学に出向き学生へのアピール。また、高校生・大学生・現役保育士が同じテーマについて話し合う「ワールドカフェ」も今年度より開催している。長いスパンで捉えて、保育士の就職につながるような事業を展開している。

ワールドカフェ(中部学院大学)ワールドカフェワールドカフェ(東海学院大学)

働き方改革5:今後取り組みたいこと

現在、ICT化導入検討中。保育士が専門職としてやるべきことと、専門職でなくてもよい仕事はICT化を、と考え今年度よりICTプロジェクトチームを立ち上げた。できる限り保育に専念できるようにすることで、保育の質の確保と保育士としてやりがいを持って働ける職場作りをめざしている。

 

 

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