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第2回ぎふスタートアップカフェを開催しました

 令和2年11月12日(木曜日)にZoomによりウェブ上にて「第2回ぎふスタートアップカフェ」を開催しました。

 講師に先輩経営者の株式会社量子情報代表取締役平田美歩さん、岐阜協立大学ソフトピア共同研究室代表の古田尚輝さんをお迎えし、創業からこれまでの歩みや起業に向けた取り組み、困難を乗り越えるために必要なこと等、自身の経験談を語っていただきました。
 後半はフリートークの時間として、講師、参加者とで交流を実施しました。

〇株式会社量子情報 代表取締役 平田 美歩さん

株式会社量子情報 平田さん

 就職時期がリーマン・ショック期と重なり厳しい状況の中、「お客様に心から感動を与えられる仕事がしたい」、「自分もお客様もみんなが笑顔になる仕事がしたい」という思いから岐阜協立大学ソフトピア共同研究室で起業しました。

 「人に優しいIT。人に寄り添うIT。」を理念に顧客の要望に沿ったITサービスの提供、導入支援、広報支援を実施しています。子ども向けにプログラミング等の講座事業も実施しています。

 仕事を獲得するために、多くの人に見てもらえる場としてビジネスプランコンテストや展示会に積極的に出場しました。また、顔の見えるIT会社を目指し、地域イベントやボランティアにも参加しています。

 会社経営のうえでは、目標や信念を強く持つこと、人との縁を大切にしていくことが大切です。受けた仕事に真摯に取り組むことで、人とのつながり・縁を通して仕事を得ることにもつながります。

 

〇岐阜協立大学ソフトピア共同研究室 古田 尚輝さん
ソフトピア共同研究室 古田さん

 岐阜協立大学ソフトピア共同研究室で代表を務めています。

 白川郷もりあげ隊の(株)ギフトップから相談を受け、情報通信技術(ICT)を活用して白川郷の観光振興を行いました。スタンプラリー用アプリケーションの作成、景観に沿った宣伝・広報活動などを実証とそれに基づく課題の発見・解決の繰り返しにより、持続可能な地域支援モデルの構築に取り組みました。

 活動を通して、事実を分析しより良い事業を行うためにもフィードバックで得られる情報の大切さを学びました。また、課題に直面した際は、一人で抱え込んで時間を無駄にせず仲間と話し合い行動に移すことが大切です。

 

〇フリートーク
 後半のフリートークでは、「起業を目指すときメンバーをどのように募ったらよいか」、「事業の予算、見積もりの仕方」といった起業の一歩から事業を始めてぶつかる悩みなど幅広に質問が出ました。特に「現在のコロナ禍での対応」、「社内で意見がまとまらないときどのようなことをしたか」については、先輩起業家の平田さんから実体験をもとにリアルなお話しが語られました。

 

〇参加者の声

 参加された方からは、「起業に興味を持っていてもなかなか聞くことのできない話しが多く、一層起業に興味がわいた。」等の感想があり、起業に対して抱いていた疑問の解消に役立てていただきました。

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