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知事記者会見(平成25年11月19日)

記事ID:0010986 2015年9月11日更新 広報課 印刷ページ表示 大きな文字で印刷ページ表示

平成25年11月19日(火曜日)午後3時05分

知事 いくつかまたご報告しますけれども、まずお手元の資料でいきますと、「冬だ!岐阜だ!温泉だ!」というものです。"「清流の国ぎふ」めぐる旅キャンペーン"ということで、季節ごとに今年の6月から展開してきておりますけれども、来週26日(火曜日)から、冬のキャンペーンをスタートするということでございます。特に岐阜の冬の魅力であります「雪」と「温泉」をテーマに、「地酒」あるいは「ウィンタースポーツ」等々を組み合わせた、冬の岐阜を満喫できる8つのコースを提案しているということであります。例えば高山の酒蔵巡りとか、奥飛騨温泉郷の宿泊、新穂高ロープウェイからの絶景の雪景色を楽しむとかですね、あるいは来年、(NHKの)大河ドラマ「軍師官兵衛」というのですか、そのライバルで、岐阜の大野町出身の「竹中半兵衛」を中心としたコースとか、色々と設定しております。大いにアピールしたいと思っております。
それから今日の昼に、私も食べましたけれども、岐阜の「G(ジー)」に「麺」、ラーメンの「麺」、ですね、「G(ギフ)麺」というのですか、これも新しい商品として売り出そうということで、飛騨高山ラーメンのちょっと細いちぢれ麺に、岐阜と高山の醤油をブレンドして、それから中濃の川辺町のみりんで味を整えて、それから飛騨牛エキスでパンチを効かせた特性スープと、こういうことで、岐阜の魅力満載ということです。今日は(記者さんに)お出しする用意はあるのですか。(広報課:あります。)皆さんにも試食してもらうことになっているそうですので。なかなかいけますよ、これは。非常においしかったです。今日の昼ごはんは私はそれですけれども。来月12月6日(金曜日)から、まずは飛騨市内の道の駅、あるいは県内の土産店、オンラインショップで販売を開始して、順次拡大していこうと。それから翌日の12月7日(土曜日)に、郡上のスキー場、ダイナランドでスキー場開きがありますので、そこでG(ギフ)メンっていう男の子たちが登場して、そして冬のキャンペーンのPRと、今の麺の「G麺」、「麺類」の「麺」ですね、試食会をやるということでありまして、ご注目いただきたい。
それから、新しいアプローチとして、九州をターゲットとした「航空機付き宿泊プラン」というのを出そうということです。調べてみますと岐阜県への観光客は、東海4県からがだいたい8割、手段も自家用車が大半ということでありますけれども、九州からはだいたい1.8%ということで、非常になじみが薄いのです。したがって中部国際空港セントレアと連携をして、福岡空港との往復航空券と県内の宿泊を組み合わせるということで、お得な「航空機付き宿泊プラン」というのを出そうということです。特に雪が少ない九州・沖縄は、冬の観光誘客の新しいマーケットになるということでございまして、例えば福岡往復と岐阜市内1泊で、併せて通常の半額以下の17,800円ということでございますので、大変お得な価格設定になっておりますので、ぜひ関心を持っていただいて、お出でいただきたい。こういうことでございます。あとお手元にこの「岐阜っぽ。」の冬バージョンの資料をお届けしています。
それから、次に清流の国ぎふづくりの水環境シンポジウムです。国体から一周年ということで、従来からやっております水環境の保全についての研究者・技術者を対象にしたシンポジウムを少し内容を新たにして、第一部は情報発信、岐阜県の水環境についての先進的な取り組みを分かりやすく紹介をするということで、例の「さかなクン」ですね、彼のトークショーと、それから「アクア・トトぎふ」の堀由紀子(ほりゆきこ)館長、それから河川環境楽園の中にあります自然共生センター長の萱場祐一(かやばゆういち)さんの対談を通じて、水環境、自然との共生の川づくりとか、そんなことをやっていただこうかと。第二部が討議・研究の場ということで、さまざまな研究成果を発表していただくというようなことでございます。
県民の皆さん一人ひとりが水環境づくりについて考え参加をしていただく。「清流の国ぎふ」づくりにつなげていくと、こういうことでございます。私も冒頭、主催者としてのご挨拶をさせていただくということになっております。
それから、お手元の資料はそんなところなのですが、1つは、何とかFC岐阜がJ2に残留ということになりました。9月に、このFC岐阜の抱える財政問題について、薫田社長から具体的なご披露があった訳でありますが、その時点では、とにもかくにも応援しようにもJ2残留でなければ話にならないと。当時はまだ序盤の不振が続いて、大変低迷しておりましたので、非常に危なかったのですが、補強の成果もあり、また監督交代の中で、チーム一丸となって戦ってもらって、また新しい加入選手の活躍もあって、ぎりぎりではありましたけれども、残留を確保したということでありますので、いよいよ来年に向けて、改めてFC岐阜をどのようなチームとして構築していくのかというのと、それから、債務超過の解消問題もJリーグのルートの関係で出てまいりますので、これをどうするか、とかですね、こういった議論をまた再スタートしなければいけないということになります。色々な方のご意見やお知恵をいただきながら、オール岐阜で検討していくと、こういうことになるのではないかと思います。
それから先般の閣議で、11月15日(金曜日)ですかね、閣議決定で来年度の地方公務員の給与減額の問題について、結論が出ました。私からは先週の政府主催の安倍総理を囲んでの全国都道府県知事会議で、総理に対して今般の、今般のというのは今年度のですね、国の対応というのは地方自治の根幹にも反するし、地域経済にも悪影響を及ぼすということで、本年度限りとしていただきたいということを強く申し入れた訳でございます。今回の決定はそうしたことも踏まえたものとして、来年度はこれをやらないということでございますので、私としてはそういう、私どもの提案を聞いていただいたということで、評価したいと思っております。
ただ一方でそれだけではなしに、26年度から人事院に対して、様々な給与改革についても提言がありますので、これが地方公務員給与にどういうふうに影響するのか、論点はいくつかございますので、これから、この公務員給与に関わる議論は、引き続き注目をし、フォローしていくということになろうかと思います。まずは、今年度限りということで、今年の7月からの苦渋の決断というのは、なんとか避けられたということでございます。私からは以上です。
記者 先程知事からご発言もありました、FC岐阜の関係なのですが。確かに残留が決まって、今後は財政面が課題になってくるんですが、県としていわゆるこう、財界なり経済関係者のほうですね、今こう、支援の呼びかけとか。
あと、昨年はFC岐阜主催の会議が、意見交換会みたいなのがあったのですけれども、そういうのを、県がこう音頭を取ってやろうというような、方針なりお考えというのは、今のところございますか。
知事 お言葉ですけれども、昨年ずっと音頭を取っていた訳です。昨年からの議論の流れの中で、一応、各界の代表の方にお集まりいただく場はありますので、そこが中心となって、これからまた議論していくことになるのではないかと思います。
特に何か、事新たに何かをやるというよりは、昨年、1億5千万円、経済界から支援をしていただいて、それから今年も状況報告しながら、色々な意見をいただいた流れの中で、財政的な課題についてはかなり具体的に、この9月にお話はしておりますし。
それから、財政的な課題というものは、取りも直さず、単にお金の問題だけではなしに、どういうチームを作るかということにも関わってくる訳ですので。そういう意味でこの、昨年以来の流れの延長線上で、議論をしていくということになろうかと思います。
記者 オスプレイの関係なのですが。今日、防衛省のほうが、いわゆる各務原の航空祭の1週間後の、宮崎県での航空祭で展示をやりたいという計画を明らかにされたのですが。
どうしても、こちらの地元のほうには、フィリピンの台風の絡みでという説明で見送りと。1週間なら、まあどうなのかなという議論もあるんですけれども。
一連のその防衛省の対応について、改めてご所感をお伺いしたいのですが。
知事 この防衛省からオスプレイの話がありましたのは、13日、先週の水曜日ですか。急な話で、しかも24日(日曜日)が航空祭ですから、10日間しかない訳ですよね、ほぼ。
そういう中で、しかもまだ、そういうことになるかもしれない、そういうプランがあるということでの、内々のお話があった訳で。まさにその、今フィリピンに災害救援で展開しているので、どういうふうに機材を回せるかとか、その辺りが固まっていないので、まだ決定ではないけれどもと、そういうプランがあるという、かなり、それ以上のことは。
従って、どういうスケジュールで、どういうルートで飛んできて、どのように展示をしてと。あるいは、そのための色々な安全対策をどうするのかとか、地元との関係をどうするのかとか、そういうことがほとんどない状態で、あと10日ですよ、ということで。「固まったところでまた、正式にお話をしたい」ということで、「じゃあ固まるって、いつ頃固まるのですか」と。「翌週に」と。「翌週と言ったら、もう1週間切りますよね」ということで。
やはりオスプレイについては、色々な懸念がかねてからある訳ですし、それから展示とはいえ、初めての、航空祭での展示というものは初めての手法ですよね。訓練はないから低空飛行はないとはおっしゃるのですけれども、色々な意味できちんと、具体的な情報開示をしていただいて、市民・住民の皆さんにご理解を得ないといけないところです。こんなショートノーティス(急な通知)で、しかもまだ最終的にはどうなるか分からないという、これではとても、地元としても理解を得るのは難しいのではないかと。やはりそこは慎重にやっていただく必要があるのではないかと。
こういうやりとりをする中で、地元の「岐阜基地周辺市町村連絡協議会」と言うのですか、2市2町で構成されておりますけれども、会長が各務原市長ですけれども。
各務原市に話が行ったのも同じ水曜日で、それで翌日、色々議論もされ、土曜日には1市2町が集まって議論をされて、やはりちょっとこれでは、なかなか説明が難しいのではないかということで、色々と安全性の問題、情報開示の問題で、(岐阜基地周辺市町村連絡協議会として)要望を月曜日に出されたと。
これに対して防衛省のほうは、非常にショートノーティスであったということと、それから、フィリピンの展開状況を見るに、今回はちょっと見合わせようかということでありましたので。
私どもとしては、正直申し上げて非常に、あまりにも唐突であったということで、その点は強く申し上げてきましたけれども、結果的にはこういうことで、慎重に対応していただいたということで。
一方、宮崎県のほうは、私もちょっと間接的に伺っているだけなのですけれども、地元としては、特に強いご意見はないようですから。その辺りの地元のご意見もよく見ながら、防衛省としては、それから米軍の、とりわけこの米軍のほうのフィリピンの展開状況、それに伴うマシンの調達と言いますか、そこを見ておられるのではないかと思います。
ただいずれにしてもちょっと、あのタイミングで、しかもまだどうなるか分からない、確定するのはもう1週間を切って数日前だというのでは、ちょっと慎重さを欠くのではないかという感じは、私はずっと言い続けてきた訳です。
記者 昨日、基地司令のほうからは、色々、混乱なりに対して、陳謝というか謝罪みたいなものは、知事のほうには。
知事 私のほうにはそういうことよりは、むしろ防衛省側としては、最終的に米軍の状況に鑑みて、これを今のスケジュールで、24日というスケジュールで進めるのは難しいというように判断をしました、ということでした。
ただ昨日は、本省の課長と、それから名古屋の東海防衛支局ですか、そこのトップの局長と、それから各務原の航空司令と、いわば本省、それから名古屋のブロックのトップと、それからこの各務原のトップとおいでになりましたので、やはり、きちんと話をしようという姿勢でおいでになったのではないかというふうに、私は印象を受けました。
記者 国会のほうなのですが。与党のほうが、週内にも衆院のほうで特定秘密保護法案の採決を目指して、今、民主党なり野党と修正協議に入っているのですが、保護法案に対しての知事のご所感をお伺いできれば。
知事 岐阜県も、あれですよね。一方で、情報公開をできるだけ進めていくというか、透明度の高い行政をやっていくという中で、プライバシーとか個人情報の保護というような問題もありますので、そういう兼ね合いの中で、最大限の情報公開ということをやっている訳なのですが。
今回の特定秘密保護法案については、国民の知る権利ですとか、それから、皆さん方のまさに取材の自由ですとか、そういったものと、それから国としてどうしても、外交上・防衛上その他、確保しなければいけない秘密の保護というものとを、どこでどう整理するかという、大変ぎりぎりのところで、デリケートな問題でありますので。
まずは非常に慎重に、丁寧に、それから十二分に議論を尽くすと言いますか、できる限り幅広い合意を得て、検討していただくのがいいのではないかというふうに思っておりますし。
議論の過程で、特に、この特定秘密とは何かとか、誰が決めるのかとか、いつまで特定秘密で、どうなったらどう解除されるのか、されないのかとか、この特定秘密というものにまつわる色々な質疑があり、答弁のニュアンスも若干違っていたりとか、議論がありますので。それだけに、嫌が上にも慎重に、丁寧に議論を尽くしていただきたいという思いで、注目しているところでございます。
与党も、できるだけ多くの党の賛同を得たいということで、条文修正にもかなり柔軟な姿勢で今、議論をしておられますけれども。まさにそういう、色々な意見を十分耳を傾けて、その微妙なデリケートなところについては議論を尽くしていただきたいと、そんなふうに思っております。
記者 オスプレイの件に関してなのですけれども、13日(水曜日)に知事の手元に情報が入ったと。それで、コメントを出されたのが15日(金曜日)ということで、その間の県民への公表だとかというのは考えていらっしゃらなかったのですか。
知事 コメントと言いますか、まず防衛省からは、まだそういうプランと言いますか、そういう考えがあるので、まず内々に、取りあえずお伝えをしますと。まだこれは米軍との調整もあるので、固まっていないので、しばらく内々のお話ということで聞いてもらいたいと、こういうことでありました。
私としては、ただしばらくと言っても、もう10日前でしたから、こんな短期で内々で、まだちょっと最終的には、ということでは、先程申し上げましたように、とても住民・県民が納得できるだけの時間も情報もないような状態で、本当にできるのですかね、というコメントを申し上げて、そして早速知事会長ともご相談をして、私は知事会でこの問題を担当する立場にありましたので、知事会として、知事会長と私の連名で、14日(木曜日)に防衛大臣宛てに、このオスプレイの問題については、住民への説明・情報開示をできる限り丁寧にやってもらいたいということを要請を出していただきました。
これは知事会としてのアクションでありまして、これは知事会で発表していただいておりますけれども、一応そういうことで、まず慎重にということだけ申し上げて、その上でまさにおっしゃるように、どういうタイミングで言うべきかどうかということで見ていた訳でありますけれども、これはもう週をまたいではとても議論にならないということで、15日(金曜日)にコメントを出させていただいたということです。
それで14日に知事会として慎重にという要請を出したのですけれども。
記者 検討中というところでも、県民の方とかは一番知りたい情報だというふうに思ったと思うのですけれども、一番最初の公表というのは防衛省だとかがやるべきだというようなお考えなのでしょうか。県民への公表と言うのは防衛省だとかがやるべきだと。
知事 そうではなしに、まだほんのプランの状態で、どうなるか分からないということですので、それで各務原市と私のほうに言ってきたものですから、ちょっと1日2日様子を見ようということですけれども。先方もまずはそういうふわっとした状態で、私からはそういうふわっとした状態で、しかも残る日何日あるのですかねということですから、そのこと自身が唐突でいかがなものかと。ですから15日にコメントを出した時には、別に防衛省に断った訳ではありませんで、ここで週を越える前に言うべきことは言わなければいけないということで、お出しした次第なのです。
今日聞いてすぐ出しますというのは、ちょっと向こうとの関係もあるものですから、ちょっと様子を見て、そして若干一般論の形で知事会として釘を刺した上でコメントさせていただいたという、私なりに手順を踏んだつもりなのですけれども。
記者 またオスプレイの関係で重ね重ねになってしまうのですけれども、2点あるのですけれども。今回唐突に来るという話になって、またそのフィリピンの関係でというので、明確な形ではなくて来ないという話になったと思うのですけれども、実際、知事として今回の防衛省の対応について、また、今後来るというふうなことを言い出すという可能性も十分あると思います。
今回の態度についてというところのお考えというのと、実際、今度来るということになった場合、大体どれくらいの時期に、飛行ルートの関係とか色々あると思うのですけれども、どんな情報をいつくらいまでにしっかり開示した上で説明するべきだというふうに知事はお考えということをお聞きしたいというのと、実際、滋賀とかでは合同訓練とかもやっていると思うのですけれども、実際こういうのを布石にして訓練をやっていく可能性もゼロではないと思うのですが、その辺りのご意見というのをしっかりご意見としてお聞きしたいと思います。

知事

これは米軍の保有するオスプレイというマシンのオペレーションですからね。それで日米間の合意に基づいてやり取りがなされ、情報も行き来もする訳なので、まずアメリカと日本との間で考え方が整理されて、そしてそれが関係する地域の方に情報が流れてくると、こういう流れになっておりますので、私どもとしては、まずは政府に、できるだけ前広に、そのスケジュールなり、どういう事を考えているのか、開示してもらいたいということは、つとに知事会としては申し上げております。それから安全性についても色々なところからまだ危惧の念が言われておりますので、そういったことについてもまだまだしっかりとした説明が必要ではないかということも申し上げております。そういう中で地域によっては積極的に、あるいはやむを得ないというか、色々な立場で受け入れられるところもあるでしょう。
それから、今回は展示という事ですから、単に飛んできて、着陸して、展示をして、また飛んで戻るということですから、いわゆる訓練用の低空飛行とか、そういうのはありませんと。それから、いわゆる体験飛行とか展示飛行という言葉を彼らは使うのですけれども、そういう展示した後でその地域を少しデモンストレーションをやって飛んで回るとか、そういう事もないと。単に飛んできて置いて、一日見てもらって、それで帰るということだと、こういう話ですから、そういう訓練をやる場合のその安全性の確保の問題と、そういう単に飛んできて降りて見せるだけという場合とも対応は違うと思います。どういう理由で、どういうタイミングで、どういう事をおやりになるのかということについて、できるだけ前広に情報を開示していただいて、そしてまた地元の市町を中心に理解を得られるような、そういう対応をしていただきたいというのが私どもの基本的な立場で、後はケースバイケースじゃないでしょうか。
もう既に、おっしゃるように訓練ルートで飛んでいるものもある訳ですし、岐阜県の場合には、そういう訓練ルートというよりは、今回も航空祭、しかも展示というのは初めてのケースですよね、全国では。ですから、初めてのケースであれば、なおのこと初めてのケースとしてどういうことをどうおやりになるのか、きちっとした情報開示が必要ではないですかということはこの間に申し上げていますけれども。そんなことでずっとやってきておりますけれども。
記者 展示であったとしても、特に浅野各務原市長とかはやはりどちらの方角から飛んできて、各務原はどちらかというと市街地じゃないですか、ですので、その辺りもすごい懸念を示されていたのですが、その辺りも含めてしっかり対応すると。
知事 私もどういうルートを通るのですかと、展示であっても。まさにそのことを私も同じように申し上げました。
ただ、まだ向こう(米軍)と固まっていないから分からないと。分からないでは、地元の理解を得られますかねということを申し上げたのですけれども。
記者 岐阜として、地元として、どれくらい早い段階で情報が来ると準備がスムーズにいくか。地元の説明とか含めて。
知事 それも先程申し上げましたように、何をしに来られるのかということもありますし、ケースバイケースで対応していくしかないのではないでしょうか。
それから、現に米軍の稼働に入っている飛行機ですよね。ですから今回は、当初8機とか言っていましたけれども、今はかなりフィリピンに行っているのですよね。どんどん投入していますから、そういう災害救助なり何なり、必要に応じてどんどん動いていきますから、決して固定的に決められないところもあることは、私は事実だと思うのですね。ただそういう状況も含めてですけれども。ただいずれにしても初めてのことで、10日前というのはいくらなんでも、しかもまだそれは確定ではないという話でのことでしたから、ちょっとあまりにも唐突すぎるのではないかということを。各務原市長も同じご意見だったと思いますけれども。
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