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北方町子どもの心理講習会の開催について

北方町ひなたぼっこくらぶで「子どもの心理講習会」を開催しました

第2回:「絵を通して見える、子どもの心」

 平成25年10月25日(金曜日)に、臨床心理士であり、東海学院大学人間関係学部心理学科の寺田道夫(てらだみちお)教授を講師に招き、地域支え合いセンター・ひなたぼっこくらぶを利用する乳幼児や児童の保護者の方と地域住民の皆さんを対象に、挿絵や絵でみる子どもの心について、心理学の観点から学びました。
 当日は、参加された保護者の方の乳幼児を地域住民の皆さんに見守っていただいた中、約20名が出席し、今まで以上に良い親子関係、地域で見守る子育て関係が築けるよう、親と子どもとの心の距離や親自身の心の持ち方などについて、絵画を通じたワーク体験を中心に学びました。

講座の様子

講座の様子の画像1講座の様子の画像2

 講師の寺田教授からは、次のような講話・助言がありました。

  • 言葉で感情を表現することが難しい子どもは、自由に書かれた絵を通して、感情や親子、周囲との心の距離を見ることができる場合がある。
  • ほど良い親子の心の距離を保つよう、完璧や期待を大きく求めすぎず、「批判のワナ」に陥らないこと。
  • 親の心の健康の物差しとして、次のような子育て意識が保たれると良い。
  1. 子どもに対する理想が高くなる欲求から生じた不満に耐えられること
  2. 親子を通して絵画をするなど、子どもの目線に立って子ども返りできる機会を持つこと
  3. 育児への注力に、全力を使い切らず残すことができること
  4. 即座の解決を求めず、問題を保持(待つ)することができること

 受講者からは、次のような感想がありました。

  • 大変参考になった。さっそく家に帰って子どもと一緒に絵を書いてみたい。(若年・女性)
  • 子どもの行動一つひとつに意味があることが分かった。普段、叱ってしまうことが多いが、子どもにとっての学びなのだと知った。(若年・女性)

第1回:「お母さん、あなたのお子さんの心、見えますか?」

 平成25年9月25日(水曜日)に、臨床心理士であり、東海学院大学人間関係学部心理学科の寺田道夫(てらだみちお)教授を講師に招き、地域支え合いセンター・ひなたぼっこくらぶを利用する乳幼児や児童の保護者の方と地域住民の皆さんを対象に、子どもの心や行動の特性について心理学の観点から学びました。
 当日は、参加された保護者の方の乳幼児を地域住民の皆さんに見守っていただいた中、約30名が出席し、今まで以上に良い親子関係、地域で見守る子育て関係が築けるよう、子どもと自身の心と体のアンテナを探す方法などについて、ワーク体験を中心に学びました。

講座の様子

講習会1講習会2講習会3

 講師の寺田教授からは、次のような講話・助言がありました。

  • 子どもの自己主張は、自我を形成している段階に当然起きることであり、力を抜いて受け入れること。
  • (知識等を司る)言葉と言葉のみによるコミュニケ―ションではよろしくない。
  • 「知識・理解・思考」からの捉え方だけではなく、「感情・欲求・感覚・直観」に優れた子どもの心と自身のアンテナを合わせ、子どもの心を受けとめることが大切である。

 受講者からは、次のような感想がありました。

  • 今後は余裕を持って子どもと接したい。心の余裕を持つことの大切さを気付かせていただいた。(若年・女性)
  • 子どもを地域の皆さんに見ていただいたので、一息ついて、子どもとの関係を考える機会になった。(若年・女性)
  • 第2回目も楽しみにしている。自分の孫は成人に育ってしまったが、ひなたぼっこくらぶの子どもを見守るうえで参考になる。(高齢者・女性)
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