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知事記者会見(平成25年9月10日)

記事ID:0010797 2015年9月11日更新 広報課 印刷ページ表示 大きな文字で印刷ページ表示

平成25年9月10日(火曜日)午後3時00分

知事 2点ございます。一つはお手元の資料の、清流国体・清流大会の1周年記念イベントの開催ということで、まもなく1年になる訳でありますけれども、1周年ということで、あらためて両大会を振り返ると同時に、その成果を未来に引き継いでいくということで、10月の19日(土曜日)、20日(日曜日)と、メモリアルセンター、それから長良川公園ということで、イベントを予定しております。
内容はお手元の資料に書いてあるとおりでありますけれども、まず、記念式典のほうでは、「わがまち清流ミナモ賞」の授賞式とか、今年の東京国体出場選手のトークでありますとか、それから、あとは野村監督の記念講演とかですね。それから様々なスポーツ教室を、アスリートを招いて行いますものですから、そういったスポーツ教室でアスリートとの対話と。それから、親子で参加できるレクリエーションプログラムや、ミナモ杯グラウンド・ゴルフ交流会、あるいは清流の国ぎふ屋台村など、グルメや土産物も含めて、やりましょうと。
19日の夕方から夜にかけては「清流まるケ」というですね、これは日比野克彦さんの監修なのですが、「まるけ」というのは「いっぱい」という岐阜弁でもありますし、「まるけ」と「マルシェ」と似ているので、そういう意味合いもあるということなのですけれども。例の清流国体・大会の開会式で使いました「清流こよみぶね」も、まだとってあるものですから、あれに若手のアーティストが少し装飾を施したアート舟というのですかね、そういったものを並べたり、親子によるメッセージ付きの行灯づくりや、打ち上げ花火、仮設の川湊灯台を設置して明かりを灯すとかですね。ちょうど国体で夜の炬火リレーをやったところでもありますし、長良橋のちょっと上流界隈ですね、ここでやろうと思っております。ぜひできるだけ多くの方にご参加をいただければと思っております。
それから、2番目が道路の開通でありまして、国土交通省が整備を進めてきた県内の二つの路線が新たに開通することになりましたのでご報告する次第でありますけれども、一つは41号の高山国府バイパスであります。高山市の冬頭町と、高山市国府町の金桶の、6.3キロのバイパスでございますが、これで9分時間が短縮されるということで、高山市内の交通混雑の緩和でありますとか、それから高山赤十字病院に30分以内に到達できる方が、このことによって1万人増加するということで、そういう救急医療との関係、それから宮川の洪水があった場合に迂回路として活用できるとかですね、そういう安心安全も含めて(効果が期待できる訳)です。なんとか秋の高山祭までに整備したいということで進んでおりましたけれども、高山祭は10月の9日(水曜日)、10日(木曜日)ですよね、その前に完成するということでありまして、観光客の利便にも供すると、こういうことであります。
もう一つはこの岐阜市内ですけれども、国道156号の岐阜東バイパス、そこの岐阜市の日野南から岩田西までの2.3キロが新たに開通いたします。この東バイパス全体は岐南町の八剣から関市の山田まで、13.4キロでありますけれども、供用済みの区間と合わせてこれで9キロが開通したことになるということで、10月19日(土曜日)に開通式を行うことでございます。
このバイパス自身の開通もありますし、それから、ご案内のように長良川の有料道路、リバーサイド側と、右岸と、これを昨年4月から無料にしておりますけれど、全体的として、これらによって慢性的な渋滞の緩和とか、交通事故の減少でありますとか、路線バスがより定時で確保できるとか、そういった効果が期待できる訳であります。あと残り4.4キロある訳でございますが、これについても国にもよく要望し、できるだけ早く整備をお願いしようと思っている次第でございます。
私のほうからはそんなところですかね。
記者 国体の1周年、10月に2日用意されていますけれども、大会からちょうど1年ということなのですけれども、今回のイベントを通じて今年度から本格的に始まりました「清流の国ぎふ」づくりにどう生かしていくのか、この一周年の記念のイベントをどう位置付けていくのか、ということを教えてください。
知事 やはり国体の成果というものをこういうイベントを通じて再認識をしようということだと思いますけれども、なんといっても「輝けはばたけ誰もが主役」というスローガンのもとで、県民総参加で、大変立派な大会ができたということと、それから、そのことを通じて、地域の絆とか、郷土への愛着とか誇りとか、そういったものも十分培われたのではないかと思っておりまして、そういったことをさらに引き継いでいくと。
それから、2番目がなんといっても天皇杯・皇后杯を取りましたし、清流大会も過去最高のメダル数でありましたので、そうしたことから、飛躍的に競技力の向上も図られた訳でありまして、この競技力をさらに伸ばしていくと。このところ高校総体とかですね、色々な全国大会で岐阜県勢の活躍が非常に目につきますけれども、これも、この成果ではないかと思いますし、また、スポーツ健康づくりといったことについても、県民の関心とか、スポーツを通じた地域振興といいますか地域おこしとか、そういったことについて引き続き高めていきたいと。
それから3番目が「清流」という言葉に表わされるように、岐阜県のこの「清流」という自然環境が、本県のアイデンティティというか、誇るべき地域資源であるということで、「清流」という言葉に代表される岐阜県の自然環境を大切にしていくといいますか、そういう意識も醸成されたのではないかと思っております。
こういった諸々の3つのことを申しましたけれども、1周年ということであらためて再確認するということかなと思っております。
そしてやはり清流国体・大会を一過性のものではなしに、未来づくりに。かれこれ1年になる訳でありますけれども、さらにまちづくり、あるいはバリアフリー化、あるいはスポーツクラブ、競技会、そういったものについての積極的な支援、スポーツ振興、色々な面で未来につなげていきたいと思っております。
先週の土曜日に大垣ミナモソフトボールの試合を見に行ったのですけれども、この大垣ミナモというチームは、本来国体のチームが、国体が終わって解散する予定だったのですけれども、解散しないで、選手の皆さんが、それぞれにいくつかの企業に分かれて昼間はそこで仕事をすると。夜集まって、クラブとしてトレーニングをして、そして日本リーグに参加をするということで今頑張っています。
このソフトボールクラブはまだ2部リーグでありますけれども、頑張っていまして、できるだけ早く1部に上がりたいということでモチベーションを持ってやっている訳です。そういうことで、地域のクラブということで残った訳です。そして頑張っておられると。
(先週、試合に)行きましたら、グラウンドに1000人くらいお客さんが来ていまして、結構その人たちが働いている企業とか、地域の人とか、あるいは様々なソフトボールの好きな方々が来て、ちょうど私が見に行ったときには厚木のチームとやっていましたが、大変盛り上がりました。
それから、もう一つ私が関心しましたのは、地元の自治会のおばさんたちが豚汁を作ってですね、国体さながらにですよ、来ている人に配るのです。これがまたものすごくおいしいのですよ。あそこでそんなおいしい豚汁が食べられるとは思わなかったのですけれども、一生懸命、国体でおもてなしをしたのだということでやっておられました。そのようなことで、これもまた国体の一つの成果としてございます。
それから今度、来週ですかね、22日(日曜日)に、高山で「飛騨高山ブラックブルズ岐阜」という女子のハンドボールチーム。これも国体のチームとして編成して、頑張ってきて、国体が終わったら解散する予定のところを、皆さんが是非、続けてやったらどうだということで、クラブチームとして残って、これは堂々日本リーグ入りなのです。
ハンドボールのジャパンリーグというと、段々、選手層が細ってきているのです。チームの数も減ってきているのですが、クラブチームという格好でいきなり日本リーグに入って来たというのは、日本では初めてだそうでありまして、ハンドボールの世界では「岐阜の奇跡」というふうに言われているらしいのですが、そういう格好で国体で終わらないと、日本リーグで頑張るということであります。
ソフトボールもハンドボールも堂々たる名前の付いた企業のチームがものすごく強いのです。そういうチームと、どうやって渡り合っていくのかということになるのですけれども。私も国体で、高山で少年男子の準決勝を見に行ったのですけれども、実力的にはなかなか難しいかなということだったのですが、リードされても追いつき、何回でも、何点かリードされてもまた頑張って追いついて、最後のあと数分で追い抜いて勝ったという感激する試合がありました。ものすごく会場も含めて盛り上がって、こんなにハンドボールというものはおもしろいものかと、それから、選手がこんなに一生懸命やっているのだと、是非、これは残そうではないかと、その会場の席で皆さん言っておられました。それで、企業でそれぞれ雇って、昼間は仕事、夜は練習というようなことでやっておりますものですから、是非、そういうクラブチームを大事にしていきたいなと。特に最近、大垣に行って感じたことなのですけれども。
そんなことでありますけれども。少し長くなりました。大変、豚汁がおいしかったものですからついつい。
記者 いただいた資料ではないのですけれども、指定金融機関の問題についてお伺いしたいのですが、19日(木曜日)から9月議会が始まるのですが、この1年間、検討作業を進めてこられたと思うのですけれども、その結果と、9月議会に新しい指定議案を提出されるのかということと、仮に提出されるのであれば選定の基準と、現在の指定金融機関である十六銀行の現在の指定金融機関の業務の遂行状況に関する評価をお伺いできればと思うのですが。
知事 昨年、1年間延期しましたので、その間に色々なデータも更に提出していただいたり、何度かヒアリングもやらせていただいたり、それから平成24年度から平成25年度に掛けての直近のデータもいただいておりまして。そういう意味で、私どもとしては、最大限の調査・分析作業をしてきましたので、今度の9月議会に議案を提出するという方針でやってきました。
色々と細かい点については、何とか提案にこぎ着けたいと思っておりますので、近々、議案の提出ということになる訳でありますので、そこのところで、今お尋ねの点についても、きちんとご説明したいと思っております。
今現在は、この議案の最終的な詰めの段階というふうにご理解をいただければと思います。もう何日か後には、詳しくご説明したいと思います。
記者 瑞浪超深地層研究所の関係で2点お伺いしたのですが、先日、東京のほうにお伺いしたということで、どのようなお話をされたのかということと、(日本原子力研究開発)機構のほうが、9月下旬から10月上旬に掛けて、行動計画をまとめるという話でしたが、何かその後、機構のほうから知事のほうに何かお話がもし来てみえたら教えていただきたいと思います。
知事 瑞浪市長と一緒に、文部科学省の局長のところに行きまして、原子力機構については、「もんじゅ」その他色々な問題があるものですから、文部科学省自身が大臣を本部長とする対策本部をつくって、そしてその下で検討もして、また、機構に対して色々と指示もしている訳です。そういう流れの中で、おっしゃるように、一つの大きな考え方を整理した上で、それに則って、この秋に機構のほうで提案というか、計画というか、今後どうしていくのかということを出してもらうと。それを受けて、更に文部科学大臣をヘッドとするところの文部科学省の本部で、更にどうするかということを最終的に決めていくと。こういう流れだというふうに聞いております。
最初、数か月前に論点整理をしたときに、幌延(ほろのべ)と瑞浪の2つの研究所について、統合・合理化といったことも含めて検討すると書いてあったものですから、私自身は、機構の理事長にも申し上げましたし、文部科学省にも申し上げておりますけれども、瑞浪の研究所は瑞浪の研究所で、一定の研究目的があって、この目的をやるためにやっているということです。幌延は幌延で、別の研究をやっている訳なので、統合ということになると、どっちにどうするにせよ、仮に瑞浪に持ってくるとすると、本来の目的と離れたことを更にやるということになります。これは当初の、この瑞浪の研究所をつくったときの経緯からしても、私どもとしては看過できない問題でありますので、そういうことの可能性があるのか、ないのか。また、万が一にもそういうことがあるとすれば、ゼロベースで議論をしなければいけないということで、大変、私どもは懸念と関心を持っていますという話をしたのですけれども。
その後、この間出た指針というのですか、方針というのですか、改革案については、統合とか合理化という言葉はなくなっておりまして。それぞれの研究所の研究成果の評価をきちんとやって、そして廃止も含めて、その後どうするのかを検討するということなので、それぞれの研究所がどういう研究をしてきて、それでこれまでのところをどう評価されるのか、今後どうするのかということの説明ですというお話でしたので、そこの私どもの懸念は払拭されているのではないかと思っておりますけれども。
まだ、具体的にスケジュールをきっちり聞いておりませんし、機構のほうからも話はありません。私どもとしては、地元との意見交換とか、地元の考えとか、そういうことをきちんと受け止めることが大事なので、できる限りそういう地元の意見も聞いてもらいたいということは申し上げてあります。いずれ、また遠からず話があるのではないかというふうに思っております。
とりあえず、我々として心配したのは、統廃合ということの意味です。これまでに、コミットして来たところをベースに評価をしていくということですという話でありましたので、そういうことならそれで、また、結果をお待ちすればいいということだと思います。
あと、特に瑞浪市が言っていたのは、あそこの土地は賃貸契約なのですよね。それで、平成34年までの契約になっているものですから、仮に研究所としての色々な評価をした上で、平成34年までの土地の賃貸契約というものに影響が及ぶのか、及ばないのか。あるいは、例えば、もうこれで研究成果は十分出たという話になったときに、それでは平成34年までどうするのかとかですね。その辺りの論点もありますということはお伝えしたのですが、その辺りも含めて、きちんと評価をして、お出しをしたいと言っていましたので、そこはまた、向こうがどういうふうに言ってくるのか結果待ちなのですけれども。
記者 東京でオリンピック開催が決まりまして、国体の1周年ということでスポーツイベントもありますが、県としてこれから若い選手の育成ですとか、あとはその色々な、競技自体は実際東京より東で行われてしまうのですけれども、県内のスポーツ施設を例えば強化育成に使うように提案されたりとか、その辺りのお考えとかありますでしょうか。
知事 そうですね。私どもはすでに例えばホッケーや水泳など、ロンドンオリンピックで活躍する方々がたくさんおられますし、先程のハンドボールの話で高山の地元を卒業した高校生が東京に行きましたけれども、ナショナルチームに参加をするというようなこともありまして、私どもとしては国体を通じてレベルアップした競技力、あるいはそういう流れを大いにサポートしながら7年後にできるだけ多くの岐阜県の選手、あるいは岐阜県出身の選手がオリンピックで活躍してもらえるとありがたいなというふうに思っております。国体の経験が弾みになればということで、私も皆さん方の報道の中で色々な全国大会で岐阜県勢がどんな人がどんな活躍しているのかいうのを楽しみに、もうすでに国際級の結果を出している方もおられますのでね、楽しみにしておりますけれども。
また、おっしゃるように(競技会場は)東京中心になる訳ですけれども、例えば岐阜は御嶽(山)のところに1,000メートル、1,500メートル、2,000メートル辺りに高地トレーニングの施設があります。これは、日本陸上競技連盟の公認のトレーニング施設ということで、実は大阪世界陸上や北京オリンピック、こういった時に例えばフランスのナショナルチームがここでトレーニングをして、そして準備万端整えて、そこから競技場に出かけたというケースがありまして、いずれも御嶽のトレーニング場で練習された方が皆さん世界選手権で入賞しておられますものですから、非常に練習用としていい施設だという評価を得ておりますので、そういう意味で、できるだけアピールをして使っていただけるのなら使っていただこうということで、皆さんに知っていただきたいと、そういう努力はしたいと思います。結果はどうなるか分かりませんけれども。
記者

スポーツものばかりで恐縮ですけれども、FC岐阜が、昨日経済界の団体と(意見交換会が)ありましたけれども、3億4千万円の支払いを求めたということですけれども、それについて知事はどういうふうにお考えかということと、来季以降の県としての支援策についてお伺いしたいと思います。

知事 FC岐阜というのは、岐阜県にとりましては、史上初のプロチームです。したがってプロのチームを持つということが、どういう事かということについても、みんな初めての経験で、そういう中で、一方で大変ゲームの上では今年は苦戦しているものですから、なんとか、J1とJ2をJリーグという訳なので、Jリーグのチームとして残ってもらいたいなと、そして活躍してもらいたいなと、そういう思いはずっと変わりませんし、必要な応援はしていこうという構えでおりますけれども。
他方で、プロチームですから、やはりそれだけの選手のいい選手を集めてくる上では、コストはかかる訳でありまして、そういったことについてどういう財政的な基盤を整備していくかというところの問題は、去年は去年でギリギリのところでクリアしましたけれども、なお残る訳なので。
昨日は、私の理解ではとにかく率直に、今どういう状態で、がんばってJ2に残る、残り10試合で努力をするとして、その上でどういう財政的な課題があるかということを率直にオープンにしてもらったと。その結果が累積債務1.4億円、それから構造的な赤字1億円、それからJ2にしっかり残れるだけの、J2の中で中核的なところにいられるような、そういうチームとしているためにはやはりあと1億円の人件費はいるでしょうと。今年は途中で、借金をして選手を補強した訳ですけれど、そういった人件費もカウントしようということで合わせて3.4億円と、こういう話があった訳なので、これをどういうふうに考えたらいいのかということです。昨日は経済界の方々から率直なご意見を伺って、「とにかくまずはJ2に残らないことには、話にならないのではないかと、残るという前提でどういう応援ができるかと、どこまで応援できるかということですね。」ということで大体、事の次第といいますか、状況はご理解いただいたということです。
ただ個別に、何というか個別具体的な支援を昨日はお願いする場面ではありませんので、中間報告というか今季どうなっていて、来季以降を考える上でどういう財政的な課題があるかということを今の時点で見えてきたことをおっしゃったのですね。
去年は1億5千万円、緊急に集めていただきましたし、おまけに藤沢さんという、ふるさと岐阜のためにということで、この方からも1億5千万円いただいた訳なので、年度の途中で3億円追加的なお金が入ってきた訳です。一方で昨日聞いた話では、広告収入というのですかね、これは去年から今年にかけて、1億円近く増えていますので、これはFC岐阜としてはかなり努力していますし、またFC岐阜を応援したい、応援しようという色々な企業の方々もおられるということで、これ自身は大変心強いことです。
しかし、そういうことも、去年の3億はちょっと分けておいてですね、臨時の話ですから、一方で広告収入を増やしたけれどもやはり来年度間違いなくやっていくためには、今年J2に残るという前提ですけれども、3.4億円は必要であると、そこのところははっきりしたということではないでしょうか。
記者 経済界の方からは、J2に残るのが条件だという話を冒頭されていたのですけれども、知事としては、チームの現状最下位で降格の危機もある訳ですけれども、J3に落ちた場合もこのまま支援が続けられるとお考えですか。
知事 今この時点で落ちた場合をあまり想定したくないものですから。私も何が何でも残ると。今回思い切った補強をしましたけれども、それもそのためにやっている訳ですからね。何としても残ってほしいという思いですけれども。
ただ昨日お話を伺いましたら、Jリーグのルールとして債務超過が残ればJ3にもいられないのです。J2はおろかJ3にもいられないということになりますから、債務超過が残るようでは、これはもうチームの存続そのものが危殆(きたい)に瀕すると、居場所がどこになるのかと、こういう話になるというご説明でしたので、やはり何と言いますか、債務超過をしっかり一方で消しながら、他方で何としてもJ2に残るということで頑張ってもらうということではないかと、皆さんそう思ったと思います。
記者 静岡県の知事が学力テストの成績の悪い学校の校長名を公表したいというような意向を示しているのですけれども、知事としてはどのようにそれはお考えですか。
知事 今、私その話は初めて伺うものですから、どういうコンテキストでどういう意図でおっしゃっておられるのか、ちょっとそこは確かめないとコメントできないのですけれどね。
文科省として、(調査を)毎年やっておられる訳ですよね。それを相当な費用をかけて全国的にこれまでやってきている訳なので、それを学校教育の中でどういうふうに活かしていくのかと、そのテストだけが唯一の、なんと言いますか、判断基準になるのかどうか、色々な角度から教育改革をやっていく上の一つの学力についての参考資料ということではあると思いますけれども。それも含めてトータルにどんなふうに教育というものを評価していくというのは色々な考え方があろうかと思いますので、その川勝知事のちょっとお考えは伺ってみないとよく分かりませんけれども。
岐阜県はどうかと聞かれれば、そういうことは考えておりません。
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