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令和7年度自治医科大学(医学部)入学者募集
自治医科大学とは
自治医科大学は、へき地等に住んでいるために医療の恩恵に浴する機会が少ない住民の医療の確保と、住民の健康の増進、福祉の充実を目指す医師の養成を目的として、昭和47年に全国の都道府県が共同で設立した私立の医科大学です。
自治医科大学医学部には、入学者全員に対して入学金や授業料などの学生納付金(入学金100万円、授業料年間180万円など6年間合計2,300万円)を貸与する修学資金貸与制度があります。この修学資金は、大学を卒業後、第1次試験の試験地の都道府県知事が指定する公立病院等に医師として勤務し、その勤務期間が貸与を受けた期間の2分の3に相当する期間(その期間のうち2分の1は、知事が指定するへき地等の指定公立病院等に勤務する)に達した場合は、返還が免除されます。
令和7年度自治医科大学(医学部)入学試験概要
以下は入学試験の概要ですので、「令和7(2025)年度自治医科大学医学部入学者募集要項」を必ず参照願います。
1.出願資格者
・自治医科大学医学部での勉学を強く希望し、合格した時に入学を確約できる者。
※ これは他大学との併願を妨げるものではなく、併願していても合否判定に影響はありません。
・本学卒業後、出願都道府県が作成する「キャリア形成プログラム」に基づき、一定期間、出願都道府県の知事の意見を聴いて指定する公立病院等に医師として勤務することを確約できる者。
※「キャリア形成プログラム」については、以下のリンク先及び『令和7(2025)年度自治医科大学医学部入学者募集要項』P20.21をご参照ください。
【参考】自治医科大学卒業医師キャリア形成プログラム及びキャリア形成卒前支援プラン(内部リンク)
・次の(1)~(9)のいずれかに該当する者であって、「出願する都道府県の選択」に基づき、出願地を選択できる者
(1)高等学校若しくは中等教育学校を卒業した者及び令和7年3月卒業見込みの者
(2)他大学・専修学校(注)に在籍中若しくは卒業した者
(3)通常の課程による12年の学校教育を修了した者及び令和7年3月修了見込みの者
(4)外国において、学校教育における12年の課程を修了した者及び令和7年3月31日までに修了見込みの者、またはこれに準ずる者で文部科学大臣の指定した者
※外国にある学校(日本国内のインターナショナルスクール等を含む)の課程を修了した者は、日本における大学入学資格が認められない場合がありますので、早めに次のものを自治医科大学担当課(学事課入試広報係)宛に郵送し、出願資格の有無を照会してください。
ア.当該課程の修了または修了見込みを証明する書類(Diploma など)のコピー
イ.氏名、生年月日、住所、電話番号、小学校から高等学校までの履歴を記入した用紙(様式自由)
(5)文部科学大臣が高等学校の課程と同等の課程を有するものとして認定した在外教育施設の当該課程を修了した者及び令和7年3月31日までに修了見込みの者
(6)専修学校の高等課程(修業年限が3年以上であることその他の文部科学大臣が定める基準を満たすものに限る。)で文部科学大臣が別に指定するものを文部科学大臣が定める日以後に修了した者及び令和7年3月31日までに修了見込みの者
(7)文部科学大臣の指定した者
(8)高等学校卒業程度認定試験規則による高等学校卒業程度認定試験に合格した者(旧規程による大学入学資格検定に合格した者を含む。)及び令和7年3月31日までに合格見込みの者で、令和7年3月31日までに18歳に達する者
(9)(1)~(8)のいずれかを満たし、社会経験をした者
(注)専修学校に在籍中若しくは卒業した者とは、上記(1)・(3)~(8)のいずれかを満たす者とする。
2.入学者選抜の方法
入学志願者に対して各都道府県単位で第1次試験を行い、第1次試験合格者に対して第2次試験を行う。第1次試験は、学力試験及び面接試験(面接試験は学力試験及第者に対して)を行う。
2-1.第1次試験
学力試験及び面接試験とし、学力試験及第者に対して面接を行う。
2‐1‐1.第1次試験の試験地(出願地となる都道府県)
(1)高等学校若しくは中等教育学校を卒業した者及び令和7年3月卒業見込みの者【出願資格者(1)】、他大学・専修学校に在籍中若しくは卒業した者【出願資格(2)】、通常の課程による12年の学校教育を修了した者及び令和7年3月卒業見込みの者【出願資格者(3)】は、次のa,b,cのいずれか一つの都道府県とする。
(複数の都道府県に重複して出願した場合には当該年度の受験資格を失うものとするので注意すること。)
- 入学志願者の出身高等学校若しくは中等教育学校の所在する都道府県。
- 入学志願者の現住所地の所在する都道府県。
ただし、現住所地が3年前(令和4年4月1日)以前から引き続き、同一都道府県内にある場合に限る。
(なお、aと同一都道府県の場合には出願地はaとする。) - 入学志願者の父母等の現住所地の所在する都道府県。
この場合の父母とは入学志願者と戸籍を同一にする父母とします。父母がいない場合は自治医科大学担当課(学事課入試広報係)までお問い合わせください。また、父母等のいずれかが単身赴任等により現住所地が異なる場合には、いずれかの現住所地を選択しても結構です。
ただし、父母等の現住所地は、3年前(令和4年4月1日)以前から引き続き、同一都道府県内にある場合に限ります。
(なお、aと同一の都道府県の場合には、出願地はaとし、bと同一の都道府県の場合には、出願地はbとする。)
(2)高等学校卒業程度認定試験に合格した者及び令和7年3月31日までに合格見込みの者で、令和7年3月31日までに18歳に達する者【出願資格者(8)】は、その者の現住所地の所在する都道府県。
(3)外国の高等学校等を修了した者及び令和7年3月修了見込みの者【出願資格者(4)〜(7)】は、その者の日本における現住所地の所在する都道府県。現住所地がない場合は、本籍地の所在する都道府県。
(4)社会経験をした者【出願資格(9)】は、上記(1)~(3)の内から該当する選択方法を選び、出願する都道府県を選択することとする。
(注)「出願する都道府県の選び方(事例)」(「令和7(2025)年度自治医科大学医学部入学者募集要項」P5)も参考にしてください。
※入学志願者またはその父母等が、東日本大震災及び福島原子力発電所の事故により、やむを得ず居住地を他都道府県に転居し避難されている方で、転居前の都道府県を出願地として希望する場合は、出願手続きを行う前に、自治医科大学担当課(学事課入試広報係)までご連絡ください。
2‐1‐2.第1次試験学力試験の期日、教科、科目、配点、試験場
期日:令和7年1月27日(月曜日)9時00分〜14時10分(受付8時20分〜8時40分)
教科 | 出題範囲 | 時間 | 配点 | |
---|---|---|---|---|
数学 | 数学I(全範囲)、数学II(全範囲)、 数学III(全範囲)、数学A(全範囲)、 数学B(数列)、数学C(ベクトル・平面上の曲線と複素数平面) |
9時00分〜10時20分(80分) | 25点 | |
理科 |
物理 | 「物理基礎」と「物理」を併せた範囲 |
10時50分〜12時10分(80分) |
50点 |
科学 | 「化学基礎」と「化学」を併せた範囲 | |||
生物 | 「生物基礎」と「生物」を併せた範囲 | |||
外国語 |
英語コミュニケーションI、 |
13時10分〜14時10分(60分) |
25点 |
※数学・理科・外国語の 3 教科全ての受験が必要です。1 教科でも受験しない者は欠席者となり、合格者となりません。
試験場:岐阜県庁共用会議室2001・2002(20階)(岐阜市薮田南2-1-1)
なお、学力試験及第者の発表は、岐阜県庁ホームページ(医療福祉連携推進課トップページ)に受験番号を掲示して行う。
2‐1‐3.第1次試験面接試験の期日、試験場
期日:令和7年1月28日(火曜日)8時50分〜(8時20分までに受付を済ませること。)
試験場:岐阜県庁共用会議室301(3階)(岐阜市薮田南2-1-1)
2‐1‐4.第1次試験合格者の発表
令和7年1月31日(金曜日)13時00分
岐阜県庁ホームページ(医療福祉連携推進課トップページ)に受験番号を掲示し、併せて合格者のみに通知する。
2‐2.第2次試験
2‐2‐1.第2次試験の試験地
自治医科大学
2‐2‐2.第2次試験の期日、試験場、日程、試験内容
期日:令和7年2月5日(水曜日)
試験場:自治医科大学
栃木県下野市薬師寺3311-1
JR宇都宮線(東北本線)「自治医大」駅下車徒歩15分又は接続バスで5分
電話:0285‐58-7045(学事課入試広報係直通)
日程:8時50分〜18時00分(学力試験・面接試験)
学力試験:数学、外国語による学力試験(記述式)を行う。
面接試験:集団面接約20分、個人面接約10〜15分。都道府県単位で集団面接と個人面接を行う。
2‐2‐3.第2次試験合格者の発表
令和7年2月14日(金曜日)17時00分
ホームページ(自治医科大学<外部リンク>)に、当日17時00分から2月18日(火曜日)9時00分まで受験番号を掲示し、併せて合格者のみに通知する。
3.出願手続き
3‐1.入学者募集要項及び出願書類の頒布場所
3‐1‐1.窓口での頒布を希望する場合
ア.自治医科大学学事課入試広報係
〒329-0498栃木県下野市薬師寺3311-1
電話:0285-58-7045(直通)
イ.各都道府県担当課
岐阜県は、県庁15階医療福祉連携推進課で取り扱いしています。
詳しくは、医療福祉連携推進課医療人材確保係へお問い合わせ下さい。
電話:058-272-8879
3‐1‐2.郵送での頒布を希望する場合
ア.自治医科大学ホームページから請求
自治医科大学ホームページ(自治医科大学<外部リンク>)で、全国学校案内資料管理事務センター(テレメール)等を使った資料請求方法を案内しています。
イ.インターネット(パソコン・スマートフォン・携帯電話)から請求
下記いずれかの方法で、手順に従ってお申し込みください。なお、資料請求番号「970841」を登録ください。
[インターネット]テレメール [資料請求受付専用サイト]<外部リンク>
ウ.大学に直接請求
はがきに「令和7年度自治医科大学医学部出願書類一式希望」と明記し、送付先の郵便番号、住所、氏名及び連絡先(電話番号)を記入のうえ、下記の宛先に郵送してください。
〒329‐0498栃木県下野市薬師寺3311‐1
自治医科大学学事課入試広報係
電話:0285‐58‐7045(直通)
3‐2.出願方法・出願期間
ア.入学志願者は、出願種類(下記3-3に示された書類)をとりそろえ、第1次試験地の都道府県庁の担当課あて郵送すること。ただし、やむを得ない場合は開庁時間内に持参すること。
(出願期間内であっても土曜、日曜および祝祭日の閉庁日は除く。)
岐阜県は、健康福祉部医療福祉連携推進課
〒500-8570岐阜市薮田南2-1-1
電話:058-272-8879
イ.アの出願書類は、令和7年1月6日(月曜日)から令和7年1月22日(水曜日)17時00分までに必ず着くようにすること。
1月21日(火曜日)までの消印がある場合は、有効とする。
郵送の方法は、書留速達郵便又は簡易書留速達郵便とすること。
3‐3.提出を要する書類、入学検定料(詳細は大学の入学者募集要項参照)
ア.受験票・入学志願票(所定のものにより作成すること。)
イ.入学検定料の払込証明書
(入学検定料20,000円を入学者募集要項の所定の用紙により払い込み、その振替払込受付証明書を出願の際に提出すること。)
ウ.調査書等
その他、該当する者のみ提出を要する書類がある。「令和7(2025)年度自治医科大学医学部入学者募集要項」P8~12を参照のこと。
問い合わせ先
自治医科大学医学部の入学試験について、ご不明な点がありましたら、下記までお問い合わせください。
- 自治医科大学学事課入試広報係
〒329-0498栃木県下野市薬師寺3311-1
電話:0285-58-7045(直通)
自治医科大学ホームページ(自治医科大学<外部リンク>) - 岐阜県健康福祉部医療福祉連携推進課医療人材確保係
〒500-8570岐阜県岐阜市薮田南2-1-1
電話:058-272-8879(直通)
E-Mail:c11230@pref.gifu.lg.jp