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岐阜県街路樹等維持管理指針
岐阜県では、花いっぱいの魅力あるふるさと岐阜の創造のために「花の都ぎふ」運動が展開され、その一環として、
平成元年から平成12年にかけ、全県花街道整備事業を推進してきました。この事業により約2,500kmの延長を有する花街道が整備され、
道路植栽は景観形成や緑陰提供、大気浄化など道路利用者の快適性を向上させる重要な役割を担っています。
しかしながら、これまでに整備されてきた道路植栽は、整備されてからの年数の経過とともに老朽化や大径木化が進行しており、
倒伏や落枝等、道路利用者や沿道建築物等に被害を及ぼす危険性が増大しています。
全国的にも各地で街路樹の老朽化等に起因する人身・物損事故が発生しており、道路管理者には、これまでの景観形成等を目的とした植栽管理に加え、第三者被害を未然に防ぐための維持管理が求められています。
そのため、景観形成や道路利用者の快適性確保を目的として実施されてきた街路樹等の整備・管理に加え、
新たに道路交通に対する安全確保の視点を取り入れ、街路樹等に関して適切な維持管理を実施していくための方針として本指針を定めました。
岐阜県街路樹等維持管理指針
令和2年6月策定版