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タイムスリップ探検隊(飛騨)を実施しました
令和2年度タイムスリップ探検隊(飛騨)を開催しました
令和2年7月26日(日曜日)に高山市風土記の丘学習センター(高山市赤保木町)で、「令和2年度タイムスリップ探検隊(飛騨)」を開催しました。飛騨地域の小学5・6年生とその保護者(5組10名)の皆さんが、縄文時代に関する学習を行い、実際に本物の縄文土器に触れながら縄文土器づくり体験を行いました。作成した縄文土器は年8月22日(土曜日)に野焼きを行い、焼きあがった土器はその日のうちに探検隊の皆さんに受け渡されました。
土器づくり活動の様子
縄文時代や縄文土器について知ろう
最初にクイズを通して、縄文時代や縄文土器について勉強しました。ヒントとなる絵を参考にしながら、親子一緒になって考えました。
縄文土器の設計図を書こう
次に、本物の縄文土器に見て、触れながら、自分が作る縄文土器の設計図を書きました。探検隊の皆さんは、どんな形・大きさ・文様にするか苦戦しながらも書き上げました。
土器をつくろう
いよいよ、土器づくりです。親子で相談し、助け合いながら、真剣に土器づくりをしました。紐状にした粘土を積み上げながら丁寧に形を整えていくと、次第に器の形ができあがりました。最後に土器の表面を丁寧になで、文様をかきました。
土器の形を整える様子
土器に文様をかく様子
修了証書授与
1日タイムスリップ探検隊の隊員として任務を果たした皆さんに、修了証が授与されました。
参加者の感想
土器づくりはこんなに時間がかかると知り、昔の人はとても大変だと思いました。また土器を作ってみたいです。(5年女子)
縄文土器などのくわしいことを知れて良かったです。縄文土器を作るのが楽しかったです。(6年男子)
土器を作れると思っていませんでしたが、やってみると自分の想像以上の作品ができていました。(保護者)
土器焼き作業の様子
8月22日(土曜日)に土器焼き作業を行いました。新型コロナ感染拡大防止のため、今回は職員のみで作業を行いました。最初に網の上に土器を置き、ひたすら網の下に、おき火をいれました。最後に土器の上に木を被せ、一気に焼き上げました。出来上がった縄文土器は、その日のうちに探検隊の皆さんに受け渡されました。
網の上に土器を置く
土器の上に木を被せ、焼き上げる
焼きあがった縄文土器
完成