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総合教育センター研修「授業に活かす考古学講座」を実施しました

概要

8月1日(木曜日)に、当センターを会場にして、総合教育センター研修「授業に活かす考古学講座」を実施しました。岐阜県内の小学校、中学校、高等学校の先生方、計9名が受講されましたが、専門教科は社会科に限らず、理科、家庭科の方もみえました。講義、体験、見学、模擬授業などの内容を通して、学校の教育活動の中で埋蔵文化財をどのように活用できるのかを考えてもらいました。

講座の様子

研修の様子1
埋蔵文化財とは何か、発掘調査はどのような目的でどのような方法で行われるのか、スライドを使いながら紹介しました。受講された先生方の勤務校周辺の遺跡についても紹介しました。

研修の様子2
現在進められている上保本郷遺跡の整理等作業について、調査員から説明をしたり、作業様子の見学をしたりしました。自分の専門教科の立場から、様々な質問が寄せられました。

研修の様子3
土器の記録を残す1つの方法として、拓本作業に挑戦していただきました。さすが先生方はすぐに慣れ、たくさんの作品を仕上げていました。

研修の様子4
昼の休憩時には、実際に出前授業で使用している遺物を手に取って見てもらう時間を設定しました。中学校の教科書にも掲載されている土器も展示しました。

研修の様子5
出前授業の紹介では、実際の授業の様子をビデオで紹介しました。また模擬授業を行い、受講者の先生方には児童生徒役として参加してもらいました。4種の石器の用途を考える授業を行いましたが、先生方も縄文人の知恵に頭をひねっていました。

研修の様子6
埋蔵文化財を活用した授業案、学習活動案を考え、グループ討議や全体交流をしました。埋蔵文化財を使ったいろいろな活動を組み合わせた「縄文キャンプ」を立案するグループもあり、大変盛り上がりました。

研修を終えて(受講者の振り返りから)

  • 本物に触って体験したり、考えたりできることがとてもよいと感じました。何より自分がわくわくし、子どもたちと一緒に学びたいと感じました。
  • 出前授業の体験ができてすごく楽しかったですし、子どもたちにこういう授業をしたいと思えました。
  • 考古学についてだけでなく、違う校種の先生方とも交流できたことがとても勉強になりました。出前授業など、活用していきたいと思いました。

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