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富加の酒造用具及び酒造附文書[とみかのしゅぞうようぐおよびしゅぞうつけたりもんじょ]

■分類 重要有形民俗文化財
■指定別
■所在地 加茂郡富加町
■所有者 個人所有
■指定年月日 平成7年6月23日
富加の酒造用具及び酒造場附文書
 富加町加治田には江戸時代2軒の有力な造り酒屋があり、この2軒は村の大部分の土地を所有し、名字・帯刀も許されていた。その内の1軒である「松井屋」は後に二つに分かれたが、その一方が代々酒造業を営んできた。そこで使用されてきた道具である。現在は酒造資料館として資料の展示・保管を行っている。ここで使用されていた道具は特殊なものはほとんどなく、醤油や味醂の醸造に使われるものと同様である。むしろ醤油造りなどで使っていたものを酒造りに応用した感がある。ただし、他の酒造所が機械化を進め、こういった用具も失われてしまった今日となっては、貴重な資料といえるであろう。
建物は、住居・店舗として使用されていた主屋と酒蔵(倉庫)2棟がある。主屋は間口21.6m、奥行17.0mという大規模なもので、寛政9年(1797)に建造されたものと考えられる。酒蔵は土蔵造で、1棟は主屋とほぼ同じ年代に、もう1棟は明治時代に建てられたようである。