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荘川ザクラ

荘川ザクラ[しょうかわざくら]

分類 天然記念物
指定別
所在地 高山市荘川町中野
所有者 電源開発(株)
指定年月日 昭和41年12月13日

荘川ザクラ

 国道156号線沿いの中野展望台の御母衣ダム湖に面するところに荘川ザクラ2本がある。湖底に沈んだ中野地区住民の心のふるさととなっていた照蓮寺、光輪寺の庭にあった樹齢500年といわれる老桜を初代電源開発総裁のはからいで、現在の場所へ昭和35年(1960)秋に移植されたものである。しかし、根がつくようにとすっかり枝がはらわれた。昭和40年(1965)春このサクラは花をつけ、枝葉が伸び年々花をつけるようになり現在に至っている。
照蓮寺にあったものは、目通り幹周囲4.85m、樹高21m、光輪寺にあったものは、目通り幹周囲5.45m、樹高20mである。4月下旬から5月上旬に開花する。
この地には「ふるさとは湖底となりつうつし来しこの老桜咲けとこしえに」(高崎氏作)の句碑と共に四季の御母衣ダムに趣をそえている。

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