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小里城跡[おりじょうあと]

分類 史跡
指定別
所在地 瑞浪市稲津町小里城山、小里町
所有者 瑞浪市、農林水産省外
指定年月日 平成25年5月7日

小里城山城跡

 中世末期の典型的な山城形態をなす小里城跡は、瑞浪市街地の南東、約4.5kmの俗称城山に構築されている。小里川の左岸に面して峻立する城山は、自然の要害をなしている。『小里記』によると土岐氏の支流小里出羽守光忠が天文3年(1534)に築城したと伝える。現存する遺構としては、一の木戸・二の木戸・三の木戸跡・櫓跡及び主郭石垣である。小里川にかかる城山橋を渡ってバイパスより城山の麓を少し登ると石畳が遺存する一の木戸跡が見られる。さらに登ると二の木戸跡、石積み左右共によく残る三の木戸跡に到達する。三の木戸跡の上に御殿跡とよばれる100坪あまりの広場がある。御殿跡より、約200mの急板を登ると頂上に主郭の石積みが残っている。

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