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高山城跡[たかやまじょうあと]

■分類 史跡、天然記念物
■指定別
■所在地 高山市城山、神明町、春日町、堀端町、馬場
■所有者 高山市
■指定年月日 昭和31年9月7日
■写真 高山城跡

 高山城跡は、高山市街の東方にそびえる標高686.6mの通称城山にある。金森長近によって天正16年(1588)に築城が開始され、慶長5年(1600)までに、本丸・二の丸が完成し、更に、金森可重によって三の丸が築かれ、慶長8年(1603)通算16年をかけて完成したとされる。現在遺存しているのは、三の丸曲輪の堀、二の丸曲輪の広場、用水の名残りをとどめる小池、本丸、天守閣の礎石10数個、南東隅石垣の一部、本丸の搦手門、太鼓櫓下部の石垣である。

 金森氏6代の居城であったが、元禄5年(1692)頼時が出羽国(山形県)に移封され、金沢藩が城番を勤めた。しかし、元禄8年(1695)幕府の命により高山城は完全に破却された。
また、高山城跡は野鳥生息地として天然記念物にも指定されている。鳥類研究家老田敬吉(故人)の調査[昭和31年(1956)5月]によると、野鳥の種類27科80種が確認されたという。都市に近接する野鳥生育地として珍しく貴重である。
平成7年度には、三の丸堀発掘調査が実施され、江戸時代の墨書薄板屋根材や隅木などが出土した。また、平成9年度には、城郭復元工事、三の丸堀修景整備工事等が行われ公園として、より整備された。