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荒城神社鉦打獅子舞[あらきじんじゃかねうちししまい]

■分類 重要無形民俗文化財
■指定別
■所在地 高山市国府町宮地
■技芸団体 荒城神社祭礼保存会
■指定年月日 昭和31年6月22日
昭和33年4月23日
昭和51年6月4日
荒城神社鉦打獅子舞
 荒城神社は、荒城郷の総社として深く崇敬され、鎌倉時代以来、領主、代官のあつい尊敬を受け、社殿の修造もなされている。
この神社に伝わる「鉦打ち」は、宮川流域の上宝・高山・一の宮などで演じられる「鳥毛打ち」と同じ芸能である。荒城神社の「鉦打ち」は、かつてはこの説明のように、鳥毛をがぶっていたかとも思われるが、今は用いていない。鉦打ちの学童の服装は、紺がすりに「たっつき」をはき、白い鉢巻きをしている。その数は、60〜70人もあったが、今は30人ぐらいである。そのうち2人は鉦大将として指揮にあたり、上級生8人ぐらいが太鼓、他は鉦打ちである。
祭の行列は、この学童の鉦と太鼓に続いて、獅子4、青年にかつがれた大太鼓2、青年の笛2、巫女12、氏子総代5、神主、その他大勢といった構成である。このとき鉦は中打ちである。行列が神前に設けられた斎場に着くと、祝詞が奏上される。終わって鉦打ちの学童は円陣をつくり、鉦打ちをひとしきり演じてのち一同腰をおろす。
次にその円陣の中で、二人舞いの伎楽獅子が、まず笛、大太鼓の囃子前奏があって舞い始める。前獅子が中腰、後獅子が立って、地をはって3回まわって清め、後寝て舞う、地をはう、肩車、中腰で舞う等を繰り返す。舞い終わるとまた鉦打ちとなるが、このときは外打ちである。なおこの「鉦打ち」の名称は、その音から「カンカコカン」とも言われている。