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刀剣[とうけん]

■分類 重要文化財
■指定別
■所在地 不破郡垂井町宮代
■所有者 南宮大社
■指定年月日 昭和49年11月13日
刀剣
 次の7口が指定されている。
(1)太刀銘元真[もとざね]
長さ74.5cm。刀工は、備前長船派鎌倉末期元重の弟。備前伝の腰反りで姿雄大。直刃[すぐは]調に小乱れを交え杢目[もくめ]良く詰んで美しい。
(2)太刀銘吉則[よしのり]
長さ72.7cm。吉則は、室町初期備前吉井派で数代続く。この太刀は、互の目焼きで吉井派の特徴を物語っている。
(3)刀銘兼元[かねもと]
長さ73.1cm。俗に関の孫六三本杉と言い、刀工銘は兼元と切る。
本刀は、堂々たる長寸で身幅も広く豪壮な体配である。刃文は美濃特有の尖[とが]り刃を交えた互の目乱れで、有名な三本杉にはならず、三本杉になるまでの一過程を示すものである。
(4)剣銘無銘伝天国[でんあまぐに]
長さ63.6cm。古仕立ての白鞘の鞘書に、「美濃國第一宮南宮摂社十禅師宝剣也昔当社建立以来在之然者間任先規之旨藤原利隆重令奉納之祈国家安康武運長者也文亀三年癸亥善月吉日花押」とある。天国は日本刀の元祖で反りのある刀の始まりである。
(5)刀銘濃州赤坂住[のうしゅうあかさかじゅう]正國[まさくに]
長さ74.8cm。赤坂千手院国長一派の後代と思われる刀工である。この刀は、直刃[すぐは]を基調とした小乱を焼き大和伝の面影をしのばせている。
(6)刀銘濃州住[のうしゅうじゅう]正國[まさくに]南宮法性大菩薩[なんぐうほうしょうだいぼさつ]
長さ69.3cm。やや肌立つ地鉄[じがね]に直刃[すぐは]を焼き、棟[むね]は真の棟で貴重である。
(7)刀銘美濃国大野郡清水住[みのこくおおのごおりしみずじゅう]岩捲市郎左衛門信貞造[がんけんいちろうざえもんのぶさだぞう]寛永拾九年九月吉日[かんえいじゅうきゅうねんくがつきちじつ]
刀身銘武州江戸住桧皮屋金右衛門
長さ65.1cm。刀身銘に江戸住桧皮屋金右衛門と有る。おそらく徳川三代将軍家光公による南宮神社御遷宮の際、江戸より桧皮関係の御用商人が無事遷宮が終わり其の御礼として刀を奉納したものであろう。