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フロン類の適切な処理について

★フロン類の適切な処理については、以下の法律で定められています。

 業務用エアコン・冷凍冷蔵機器フロン排出抑制法(外部サイト)

 自動車のエアコン自動車リサイクル法(岐阜県廃棄物対策課)

 家庭用エアコン・冷蔵庫等家電リサイクル法(外部サイト)

フロンとは

 正式名称をフルオロカーボン(炭素とフッ素の化合物)といい、自然界には存在しない人工物質です。
そのうち、CFC(クロロフルオロカーボン)とHCFC(ハイドロクロロフルオロカーボン)がオゾン層破壊物質で、「特定フロン」と呼ばれています。
CFCは塩素、フッ素、炭素の化合物であり、オゾン層を破壊する力が大きいため、1995年末までに生産が全廃されました。
HCFCはCFCの塩素の一部が水素に置き換わったもので、CFCほどではありませんが、オゾン層を破壊する力があるため、2019年末までに生産が全廃されることになっています。
また、一般に「代替フロン」と呼ばれているHFC(ハイドロフルオロカーボン)は水素、フッ素、炭素からなる化合物で、塩素を持たないためオゾン層を破壊しませんが、地球温暖化の原因になるとして問題になっています。

オゾン層への影響

 オゾン層は上空の成層圏(地上約10〜50km)にあり、波長280〜315nmの有害紫外線(UV‐B)を吸収することにより、私たち生物を守っています。CFC、HCFC等のフロンなどは、大気中に放出されるとオゾン層まで到達し、紫外線により分解され塩素原子を放出します。この塩素原子が分解触媒となって成層圏のオゾンを連鎖的に分解します。
その結果、地上に到達する有害紫外線の量が増加し、人の健康や生態系に重大な影響をもたらす恐れがあります。
オゾン層保護は地球環境問題として国際的な取り組みが行われており、1987年に採択された「モントリオール議定書(外部サイト)」に基づき、特定フロン等の生産・輸出入は段階的に規制され、代替物質への転換が進められています。

地球温暖化への影響

 地球の温度は、地表に届く太陽からの日射と、地表での反射や輻射熱によって地球から放出される熱とのバランスによって一定の温度(平均で摂氏15度程度)に保たれています。
地球から放出される熱を吸収し、その一部を再び下向きに放射し、地表面や下層大気を加熱しているのがCO2などの温室効果ガスです。産業の発展に伴い化石燃料等の使用量が増えるにつれて、大気中の温室効果ガス量が増え、地球規模での気温上昇につながっていると言われています。
また、オゾン層保護対策としてCFC、HCFCの生産量や消費量が規制されるにしたがって、代替フロン等が開発され普及しました。しかし、代替フロン等にはオゾン層は破壊しないものの、CO2の数百倍〜数万倍もの温室効果があるものがあり、排出抑制の対策を行っていく必要があります。
1997年に採択された「京都議定書(外部サイト)」において代替フロン等は、CO2やメタン等と並んで排出削減の対象となっています。日本は削減対象の6ガス合計排出量で6%の削減を行うことが国際約束となっています。

フロン類の回収・破壊を進めましょう

 フロン類は、家庭用の冷蔵庫やエアコン、カーエアコン、業務用冷凍空調機器などに冷媒として使用されています。
CFCについてはすでに生産が全廃されていますが、過去に生産された機器・製品中にはCFCやHCFCがまだ相当量残されています。
また、転換が進められていた代替フロン類についても、現在はその温室効果が問題となっています。
そのため、使用していた機器・製品の廃棄の際にはフロン類の大気中への放出を抑制するために、充填されているフロン類の回収・破壊を進めることが重要です。