ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ

本文

交通指導取締りと捜査活動

印刷ページ表示 大きな文字で印刷ページ表示
<外部リンク>
記事ID:0007831 2020年10月2日更新

 交通指導課では、交通事故抑止のため、「交通事故分析に基づく交通指導取締り」、「悪質性・危険性・迷惑性の高い運転行為への対策」、「適正かつ緻密な交通事故事件捜査」などの諸対策を推進しています。

 

≪交通指導取締り≫

○ 横断歩道における歩行者保護のための指導取締りの強化

  岐阜県警察では、平成30年から「シマシマ作戦」と称して横断歩道は歩行者最優先と正しい横断の徹底に向けた取組を推進しており、原則毎月11日を「県下一斉横断歩行者等妨害等違反取締り強化日」と指定して指導取締りを強化しています。

 

○ 可搬式速度違反自動取締装置による指導取締り

  可搬式速度違反自動取締装置を運用し、従来の取締装置では運用が困難であった通学路や生活道路を中心に速度違反取締りを実施しています。

可搬式オービス

 

○ 飲酒運転、妨害運転等(あおり運転)などの悪質・危険な運転に対する取締り

  飲酒運転や、いわゆる「あおり運転」等の悪質・危険な運転行為を抑止するため、厳正な指導取締りを徹底し、悪質・危険な運転者への厳罰及び道路交通の場からの排除に取り組んでいます。

  岐阜県警察では飲酒運転に関する情報を募っています。情報はこちらをご覧ください。

  ・飲酒運転根絶情報コーナー

 

  飲酒運転禁止   

パトカー

 

〇 過積載及び不正改造車両に対する取締り

  過積載は、制動距離が長くなるほか、交通事故を起こした際の衝撃が大きくなり、死亡事故や重大事故につながるおそれのある悪質な交通違反です。

  また、車両の不正改造は、道路交通の秩序を脅かすほか、安全な運行に支障を及ぼす交通違反です。

  当県では、中部運輸局岐阜運輸支局と協働し、上空から監視するヘリコプターと、パトカーや白バイ等が連携した「空陸一体」による取締り等を行っています。

  取締り状況

 

○ 公開取締り計画

  公開取締りを実施しています。計画はこちらをご覧ください。

 

○ 放置駐車違反取締り

  悪質、危険、迷惑性の高い放置駐車違反を重点に取締りを実施しています。

  放置車両確認標章が貼付された車両の違反者は、警察署等に出頭し反則告知を受け、反則金を納めることとなります。

  違反者の責任が追及できない場合は、車両の使用者に対して公安委員会が放置違反金の納付を命じ、放置違反金が納付されない場合は、車検拒否通報、滞納処分を実施しています。

  また、放置駐車違反を繰り返す車両に対しては使用制限処分を実施しています。

  詳しくは、放置駐車違反・責任追及の概要はこちらをご覧ください。

【放置駐車違反取締り状況】

区分

令和3年

令和2年

令和元年

標章取付件数

警察官

1,611

2,024

2,272

駐車監視員

1,117

1,647

2,833

2,728

3,671

5,105

処理状況等

反則告知

825

1,063

1,415

弁明通知

1,895

2,586

3,728

納付命令

472

625

822

納付状況

反則金

818

1,039

1,394

放置違反金

1,747

2,393

3,455

処理中等

163

239

256

 

○ 交通反則通告制度について

  交通反則通告制度の概要はこちらをご覧ください。

 

○ 暴走族対策

  暴走行為等悪質・危険な違反行為を敢行する暴走族等の根絶に向け、暴走族特別取締隊(通称:暴走族Gメン「ミッドナイター」)を編成して取締りを強化するとともに、地域の皆さんや関係機関と連携し暴走族等への加入阻止、離脱活動を推進しています。

暴走

 

 

≪捜査活動≫

○ ひき逃げ事件捜査

  ひき逃げ事件は、交通事故を起こした車両等の運転者が、事故による負傷者等を救護せずに逃走するという極めて悪質な犯罪であり、警察としてはこのような悪質な犯罪の逃げ得を許さず、犯人が厳正に処罰されるよう捜査を徹底しています。

  また、ひき逃げ事件の被害者の方々等に対する被害者支援に取り組んでいます。

【ひき逃げ事件の検挙状況】

区分

令和3年

令和2年

令和元年

発生件数

検挙件数

発生件数

検挙件数

発生件数

検挙件数

死亡事故

3

2

0

0

1

1

重傷事故

5

7

10

8

7

8

軽傷事故

49

45

54

43

78

49

57

54

64

51

86

58

※ 前年発生した事故を翌年に検挙する場合があるため、検挙件数が発生件数を上回ることがあります。

 

○ 適正かつ緻密な交通事故事件捜査の推進

  緻密で科学的な交通事故事件捜査に努めるとともに、最新の捜査資機材を活用し、客観的な証拠に基づいた交通事故原因の究明を図ります。

3D

3Dレーザースキャナ(※)による測定

(※レーザー光線を周囲に照射することで、事故現場における道路構造や路面の痕跡、遺留品の散乱状況等を自動的かつ正確に計測し、三次点群データを作成する機器。作成したデータは、専門のシステムにより、三次元画像処理や図化ができます。)

 

○ 交通特殊事件捜査

  交通事故被害を装った保険金詐欺事件や「白トラ・白タク」などと呼ばれる許可を受けていない自動車による有償運送などの交通特殊事件捜査を実施しています。

【主な検挙事例】

 令和3年 接骨院院長と通院患者共謀による保険金(架空通院)詐欺事件

 令和3年 白トラ業者による貨物自動車運送事業法(無許可営業・名義貸し等)違反事件

 令和2年 偶発的な交通事故による自動車保険金(休業損害)詐欺事件

 令和2年 自動車学校元教習指導員らによる自動車保険金(偽装交通事故)詐欺事件