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110番の110郎
各務原市の新境川の堤防沿いの桜は「百十郎桜(ひゃくじゅうろうさくら)」と言われて市民に親しまれています。
この桜は、昭和6年、7年に境川放水路の完成を祝うため等に植えられましたが、戦時中の物資の不足からほとんど伐採されてしまいました。しかし、昭和38年に各務原市発足を記念して植えられ、さらに昭和58年に各務原出身の歌舞伎役者「市川百十郎(いちかわ ひゃくじゅうろう)」さんが元の桜並木を復活させようと、桜を寄付して植えたことで、この桜は「百十郎桜」と呼ばれるようになり、市民に愛されるようになりました。
現在は、桜が各務原市のシンボルマークにもなっていますし、各務原には「村国座」という地歌舞伎もあり古くからの歴史もあります。
そこで、この「市川百十郎」の名前の百十が、警察の通報110番の数字を重なることから、キャラクターの名前を「110番の110郎(ひゃくとうばんのひゃくじゅうろう)」として名づけました。
歌舞伎役者と桜をモチーフにしたキャラクターです。これから広報などで活動していきますのでよろしくお願いします。