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令和4年度 ME・MSフォローアップ研修を実施しました
令和4年10月25日(火曜日)に管内のME(社会基盤メンテナンスエキスパート)※1及びMS(社会基盤メンテナンスサポーター)※2を対象に、フォローアップ研修を実施しました。
この研修は、MEの点検や補修に関する技術力向上とMSの点検項目再確認を目的として、年1回土木事務所単位で行っているものです。
歩道を題材として、目視点検や意見交換を行い、路面だけではなく橋梁の側面状況も観察し、各自の技術力向上などにつなげることができました。
※1社会基盤メンテナンスエキスパート(ME)
国立大学法人岐阜大学、産業界及び岐阜県等が連携し、平成20年度より国立大学法人岐阜大学に設置された「社会基盤メンテナンスエキスパート養成ユニット(文部科学省科学技術振興調整費)」により、新たな社会資本の整備、既存社会資本の維持管理・補修の計画・設計・実施技術を習得し、地域の活性化に貢献する総合技術者として、『社会基盤メンテナンスエキスパート(ME)』の育成を行っております。
社会基盤の整備・維持補修において発注者となる県及び受注者となる県内建設業界の技術者が同じ講義、実習を受講することとしており、講座は正味20日間の短期集中カリキュラムで行われ、講座の課程を修了した方が、MEとして活動を行っています。
※2社会基盤メンテナンスサポーター(MS)
県では、道路の安全で快適な交通を確保し、危険個所をいち早く把握して、破損する前に適切な修繕を実施するため、地域の方々に無償のボランティア活動として簡単な点検や情報提供を通じて、地域の道路を地域で見守って頂く取組である『社会基盤メンテナンスサポーター(MS)』制度を運用しております。
令和4年4月時点で、県内で計1,379名(うち、古川土木事務所管内97名)のMSの方に活動いただいております。