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ヒメマルマメタニシ

ヒメマルマメタニシ BithyniakiusiuensisS.Hirase 情報不足
(環境省:絶滅危惧II類) ニナ(中腹足)目エゾマメタニシ科
選定理由 生息地が限局されており危険性が高いと判断されるが、現状についての情報が乏しく判断できない。 写真を拡大表示します
形態の特徴 殻長7mm程度の小型種である。殻は長卵形で、各層は平滑で光沢がありよく膨れる。蓋は石灰質で厚い。
生息環境 平野部の農薬の影響の少ない、冬季も乾田化しない水田や水田周辺の農業用水路、小水路などに生息する。
生態 もともと生息地が局限される稀少な種で、生態に関する知見もほとんどない。
分布状況 兵庫県以西の本州、四国、九州に分布する。現在当県は本種の分布の東限にあたる。 分布情報図を拡大表示します
危険要因 水田や水田周辺の水路に生息するが、農薬の使用、ほ場整備や水田の乾田化、水路の乾燥化などによって、生息地が減少している考えられる。
保全対策  
特記事項  
参考文献 守谷茂樹(2005)岐阜県で確認したスジキビとヒメマルマメタニシ.かきつばた、31:24-25.名古屋貝類談話会

文責:木村昭一

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