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令和7年9月30日、大垣自動車学校において、養老地区高齢者交通安全大学校の学生に対するシルバー・ドライビング・スクールを開催しました。
このシルバー・ドライビング・スクールの趣旨は、高齢運転者による交通死亡事故の原因が、自身の加齢に伴う身体機能の変化(低下)に対する認識不足が多く挙げられることなどから、自動車教習所コースにおいて、実際に体験していただき、交通事故抑止を図るものとなります。
はじめに、安全運転サポート車による、自動で停車する装置やペダル踏み間違い加速抑制装置、追突防止補助システムの乗車体験をしていただきました。
つぎに、教習所コースにおいて、教習車を用いて、死角の体験や車両点検要領、正しい走行方法などを体験していただきました。
座学では、視覚の衰えをチェックする方法や、高齢者による高速道路での逆走の特徴を踏まえ、注意点や発生した場合の対策などについて学びました。
安全運転サポート車による乗車体験では、「自動で停車するのはすごい。」などと声が上がりました。
死角の体験では、「全然見えないところがあることがわかりました。気をつけます。」などと声が上がり、真剣な面持ちで受講されていました。